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蒼「…うん！」
佐「きっと佐久間さんの仲間が助けに来てくれる。」
あんな不気味なテレビの言うことなんて俺達には関係ない。そうやって今まで色んな事を乗り越えてきたんだから。
佐「一旦、ここを出よう。ずっとここに居たら何が起こるかわかんないし」
蒼「もしかしたら健一とか他の子供達も見つけられるかもしれないしね」
佐「そうだね、
絶対に俺の側から離れないでよ」
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目黒side
あれから、1週間という俺達にとっては長い長い日が流れた。
佐久間くん達を探し出すために、それぞれが情報を集めていて事務所は毎日空っぽな状態。
俺はAさんのバディを組んでいるから彼女と行動することが多いが、
何にせAさんは俺の隙を着いて勝手に単独行動する。
今日も、Aさんが単独で出かけて俺は事務所にひとりきり。
目「どうすっかな」
何をすればいいのか分からなくて頭を搔く。
というか、1週間も経って佐久間くん達は無事なのだろうか。
どんなに強い人でも、必ず限界はある。俺はこの目でその場面を何度も見てきた。
どんなに頑丈な家でも、
大きな地震が来れば壊れることもある。
人間も同じなんだ。
まぁ怪異の見える人間の方が俺のような凡人よりかはマシか。
自分の机に突っ伏しながら、そう考える。
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すると突然、事務所の電話が鳴り響く。いきなり過ぎて少し驚いたが、恐る恐る受話器を取る。
目「…もしもし」
「有力な情報見つけた。後で資料送る」
目「えっ…ちょっと待ってください
情報って何なんですか」
「見れば分かるから」
何だこの人。
めちゃくちゃ早口で喋って来るし、
口数少なすぎて何を伝えたいのかさっぱり分からない。
目「…そもそも、誰っすか」
「特務課、松村北斗。以上
後はよろしく」
プツッと電話が切れる。
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目「何なんだよ、あの人」
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夏妃(プロフ) - ちょこさん» ちょこ様、初めてのコメントありがとうございます!!私自身も凄く好きなジャンルでお話を書いているので、その期待に応えられるよう頑張って参りますので応援の程、よろしくお願い致します!! (10月3日 20時) (
レス) id: 9539340c12 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - コメント初めてかもしれません。いつも楽しく読ませていただいております！新作おめでとうでとうございます。めちゃくちゃ好きなジャンルの話だ！！と思ってワクワクしております。これからも更新楽しみにしております。 (10月3日 19時) (レス) @page5 id: 921f733669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏妃 | 作成日時：2023年10月3日 18時
