陸拾弐 ページ22
Noside
新｢くっ…！｣
新吉の持っていた十手が
官兵衛と半兵衛の刀によって飛んでいく。
上から様子を伺っていた以蔵が下へ降りてくる。
官｢以蔵、新吉を斬れ｣
以蔵が新吉を見下ろす。
.
.
半｢死ねぇえ！！！！！！！｣
金属音が交わる。
半｢何しやがる！！！！！！
.
.
以蔵！！！！！｣
以｢お前はそれでいいのか！！！！
悪党のままあいつに会うつもりなのか！！｣
半｢五月蝿い！！！！
邪魔をするな！！！｣
以｢いや、邪魔させてもらう！！！！
お前がこれ以上道を踏み外さないように！！
官兵衛、お前もだ！！｣
官｢何を言う｣
以｢お前らの夢は、手伝わない！
＿＿＿新吉。
鼠の夢、俺も乗った！！」
以蔵が、落ちた十手を新吉に受け渡す。
そして2人は背中合わせに官兵衛、
半兵衛を睨みつける。
半｢くっ…くはは！｣
彼の笑みは、一瞬で消え去る。
官｢皆殺しにしろ！！！！！！！｣
黒影組の奴らが、
以蔵と新吉の周りを取り囲む。
.
.
新｢これじゃ、四面楚歌だな。
くぐり抜けられるか？｣
以｢大丈夫。
きっとあいつが助けてくれる。｣
新｢あいつってまさか…｣
.
.
.
｢だ、誰だ！！あいつは！！！｣
そんな声が聞こえ、
指のさされた方向に顔を向けると、
顔を出している月の光に照らされて1人の少女が滝の上に立っていた。
『新吉親分！以蔵！！』
新｢A！！！！｣
少女が、空高く舞い上がる。
新｢おい、そんな所から飛び降りて
骨でも折ったらどうすんだ！｣
『そんなんで折れない。』
新｢そんな泥だらけの傷だらけでよく言うな｣
.
.
.
官｢これはこれは…
誰かと思えばAさんじゃねぇか｣
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夏妃(プロフ) - さくらさん» さくらさん、コメントありがとうございます!!最後まで愛読して頂き、光栄です^^*泣くほどなんて、嬉しすぎて舞い上がっちゃってます笑まだまだ物語は続いていくので楽しんでお読みください!! (10月3日 19時) (
レス) id: 9539340c12 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 可惜夜に君を想う完結おめでとうございます！夏妃さんの作品はとても読みやすいし、夢主と官兵衛の過去や半兵衛の恋、お丸とのやり取りも全てに後半は泣いてしまいましたwまた来世verで見れるのが楽しみです！本当にありがとうございました^ ^ (10月3日 1時) (レス) @page48 id: 8dea0f96de (このIDを非表示/違反報告)
夏妃(プロフ) - さくらさん» さくらさん、コメントありがとうございます^^*官兵衛と夢主の過去編は私自身も書いてて少し辛かったﾃﾞｽ😭これからの展開にも期待してくださると嬉しいです！ (2023年5月3日 21時) (レス) id: 9539340c12 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いつも作品を楽しく拝見してます！ 夢小説ですが官兵衛と夢主の過去が悲しくそして儚い感じもして更新される度少しうるうるさせながら見てます笑 これからも頑張ってください応援してます！ (2023年5月3日 20時) (レス) @page4 id: 8dea0f96de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏妃 | 作成日時：2023年4月23日 23時
