あの人に会うために…東大にいきたい！

ココロ ページ25

伊沢「ここが俺の家だよ」

そう言って、家の鍵を開けてくれた。

A「お、おじゃまします！」

伊沢「緊張しなくていいよ？そこのソファーに座ってて。」

A「はい！」
(拓司さんの部屋、きれいだな…でも、なんだか男の人の部屋って感じがして落ち着かないよ…)

伊沢「飲み物、何がいいかな？」

A「え、いいですよ！悪いし…」

伊沢「俺がしたいからするの。何か好きな飲み物ない？」

A(拓司さん、紳士だね…)「じゃあ、拓司さんと同じものでお願いします！」

伊沢「うん、わかった！」(俺と同じものとか…可愛い…//)

伊沢(こんな調子で俺、大丈夫か？)

A(私、拓司さんにドキドキしてる…心臓がやばいよー！)



A(やっぱりだめだって…)「好きな人の家に泊まる…とか…」

伊沢「えっ！？」

A「あっ！！」(大変…！心の声がもれちゃってたみたい！)

伊沢「Aさん、それってどういう…」

A「っっ！」

私はあまりにも恥ずかしくて、拓司さんの家をとびだした。

伊沢「ちょ、待って！Aさん！」

私をひきとめようとした、拓司さんの声は聞こえたけれど…

A(振り返れないよ…)

ただただ必死に走り続けた


僕は、Aさんを追いかけて走っていた

伊沢「はあはあ…Aさん、どこにいったんだ…？」
　(さっきの言葉が聞き間違いじゃなかったとしたら、俺もAさんに伝えることがある…！)



私は、拓司さんがどんな気持ちでいるのかなんて考えもしなかった…

私を助けてくれたのは→←いきなり！？

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