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「「「龍??」」」


3人が言葉を合わせて言う。龍。それは知ってる、だけど龍なんているのか?龍なんて御伽噺でしか出てこない生物である



五「今から君たちに大切なことを話す……よ」




五条の言葉が止まる。僅かながら汗もかいてぴたりと動きも止める。それは3人も同じ事で時が止まったかのように



今動けば死ぬ。誰もが思った。今まで感じた事のないプレッシャー。唯一、僅かに動ける虎杖が窓を見る
そこには今まで見た事ない、見るはずもない生き物
龍が此方を睨んでいた




虎「(え?なんでここに龍が?龍なんて本当にいたのかよ!?)」



数秒から数分どれくらい時間が流れたか分からない
どれだけ自分たちは動きを止めているのか



『そこにいたのか五条の坊。久しいな、ひよっこがこんなデカく成長したとは驚きだ』




五「Aさんも……大きくなりましたね…」




ギギギと錆びついたロボットのような動きで五条が横を見る。龍はそんな五条にフッと笑う



『そんな怯えてどうした?私が怖いか?』



五「いきなり気配消してこられたら…ね?」



『そうだな…それはすまない。謝罪はするが、お前ら呪術師も私に謝罪をしろ』



ゴォウ!!!とまた雨が一層強くなる。まるでこの龍の感情を表してるかのように。強く窓に雨粒が降り注ぎ風でガタガタと窓が揺れる



『私との約束、忘れたと言わせんぞ?』



大きな目が五条を睨み、大きな牙をチラつかせる。
今この龍には五条しか目に行ってないようだ



五「約束……ですか…」



『忘れたか……忘れたのか…』




龍は下を向きカタカタと揺れる、まずい返答を間違えたかと皆が思う、だめだ殺されると誰もが思っただが



『うっうわあぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!なんで忘れるの!!!!!ひどいひどいひどいのだ!!!!』



龍は子供のように泣き始めたのだ

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クレイ(プロフ) - 続き楽しみにしてます (2021年3月2日 11時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なむ | 作成日時:2021年3月1日 19時

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