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龍はいる ページ1

釘「なーんーでー止まないのよこの雨!!!!」


教室で釘崎の大きな声が響く、がそれも雨音でかき消されてしまう。
外は薄暗く、未だに大粒の雨が降り注いでいる



伏「異常だよなこの雨、なんでこんな降るんだよ」


虎「雨のせいで外で遊べないし退屈だよなぁ」



今は朝の8時だと言うのに外は暗い為3人の気分も憂鬱になる。文句が出てくるのも仕方ない



ガラリと扉が開く、入ってきたのはこの教室の担任の五条悟。呪術師最強の男だ



虎「おっ!五条先生珍しくはやい!」


釘「ほんとよ、いつも遅刻するくせに」


伏「?五条先生?」



いつもならおちゃらけた返答が返ってくるのに今日は違う。五条悟の顔は少し暗く重い空気が流れる



五「悪い皆、今日はちょっと真面目な話をする」



その一言で3人はピシリと構える。それもそうだ、最強の男がこんな真面目に話すなんてそうそうない
最強の男でもこんな風に言うなんてどんな事だろうと思うだろう




五「いま日本中で続いてる雨の事だ」


伏「え?雨?」


虎「もしかして呪霊の仕業なわけ?」


釘「は?この雨呪霊のせいなの?どんな呪霊よ」



次々に言葉を交わす3人に五条悟は静かに見守り一つため息をつき話し始める



五「呪霊だったらどんなにいいか…違うんだ、呪霊より厄介なものだよ」




厄介。呪霊より厄介なやつなんて何者だ。これが3人で共通に思った事だろう
3人は五条が次に出す言葉を待つ




五「龍って言ったら信じる?」

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クレイ(プロフ) - 続き楽しみにしてます (2021年3月2日 11時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なむ | 作成日時:2021年3月1日 19時

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