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数日後 ーヴェスパニア王国ー
あの事故が起きてからヴェスパニア王宮周辺は騒がしかった。
『来賓を招いての式は見送りにしました…』
『今回の事故ではそれも仕方ないだろう…しかもこの外のではな。』
そう語るのは伯爵のキース・ダン・スティンガーとジラード公爵。
彼らがいる王宮の中庭の先には反王女のグループが次期国王となるミラ王女を反対する声が上がっていた。
『ミラ王女、次期国王反対！』
『小娘に国を任せるな〜！』
『王制制度を廃止しろ〜！』
『反王女グループですか…仮にも一国の王女を小娘呼ばわりとは』
『中にはテロをも辞さない危険分子もいると聞く…王女の身辺警護頼んだぞ。キース。』
『はいっ！』
＊＊＊
一方 __ミラ 寝室___
パリーンとグラスを割った音が響く。
国民の騒ぎにじっとできないミラがとうとう怒りだした。
「何してるの!?早くあいつらを黙らせなさい!」
ミラ様どうか落ち着いてくださいとメイドが言うが、うるさい!と怒鳴られた。
「私があんなこと言われて平気なの!?キース‼キースはどこ!?早くキースを呼んで‼」
「私ならここに……いかがされました、ミラ王女……」
「聞こえるでしょ、あの声!あれが国民の声よ!言われなくたってこっちから願い下げよ!誰が国王になるもんですか‼」
＿＿そう、彼女が時期王女になるミラ・ジュリエッタ・ヴェスパンドだ。
「あなたは、王位継承者となったのです……駄々をこねてないで、覚悟をお決めください。」
「そんなの知らないわ‼この国の時期国王はお兄様がなるもんだと……ずっと、そう思ってた……」
ミラは思い出してはかえって辛くなると思い、涙を堪えた。
「早速ですが…王女には公務で日本に行ってもらいます。」
「日本?イヤよ‼聞いているぞ‼私に危害を加えようとしている者がいると‼」
「私達が命がけでお守りいたします。さらに、パーフェクトなボディーガードも同行させます。入れ‼」
「!?」
現れたのはルパンの仲間、次元大介。
「よう、姫君……。」
ミラはちらっと次元のことを見ていたが、気に入らないと言ってすぐさま別室に行ってしまった。
その８時間後、ミラ達は日本に向け離陸したのだった。
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男爵むー(プロフ) - 姫乃さん» 姫乃さんコメントありがとうございます！ごめんなさい💦全て五右衛門になってる気がします……少しずつ直していきます！ありがとうございます。 (2022年6月5日 23時) (
レス) id: c59f36ec3b (このIDを非表示/違反報告)
姫乃(プロフ) - 石川五右衛門ではなく石川五ェ門です、、 (2022年6月5日 22時) (レス) @page11 id: 182a47f0ff (このIDを非表示/違反報告)
男爵むー(プロフ) - 架印�靴気�» ご指摘ありがとうございます！そうでした💦すぐに直します！ (2022年5月8日 23時) (レス) id: c59f36ec3b (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - ページ40に、ジラード公爵が王女のお父さんとありますが、叔父が正しいのではないでしょうか？ジラード公爵はサクラ女王の弟にあたる人物なので。 (2022年4月17日 21時) (レス) @page40 id: 74119bec9c (このIDを非表示/違反報告)
男爵むー(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます！誤字脱字すみません…ありがとうございます、！ (2022年1月7日 19時) (レス) id: 874142e05a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：男爵むー | 作成日時：2021年10月10日 23時
