＊ ページ37
『……嫌よ帰らない。』
『あら、私帰るなんて言った？やっぱり自分の行くべきところなんだ…』
『ち、違うわよ…』
『あなたの居場所ここにあった？この国であなたができることは何？』
『………』
『あなたが出来ること、見つけに行く？』
＊＊＊
羽田沖
『……(私の出来ること…か。)そ、それより貴方本当に何者？CIA？M機関？』
『やだ〜そんなんじゃないわよ。一般人よ、一般人。』
『そんなこと言ってほんと『出発するわよ！口閉じて！舌噛むわよ？』((ﾋﾞｭﾝ))う、うわぁぁぁぁぁ！！！！』
王女と不二子 日本を出発
＊＊＊
ヴェスパニア王国専用機
ーーーー蘭…… 蘭！
『………！？』
『目覚めましたか？』
ここは専用機の中、蘭は睡眠薬で寝かされていたが、謎の声に目を覚ます。
蘭は窓の外を確認し、次第に状況を把握する。
『空と雲……どういうことか説明してくれますよね？やっぱりAさんの言う通り王女は戻ってこなかったんですね？』
『本当に君たちは一体何者なんだ。普通のお嬢さんならまず悲鳴をあげて騒ぐところです…』
『ご期待にお応えしましょうか？結構やかましい方ですよ…？』
『君が寝ている間に機内で騒ぎがあった。』
と、キースはパーティーでソムリエを見抜いたコナンの話をし始めた。
『飛び立とうとしているジェットに外から乗り込むという離れ業をしてくれた…コックピット下の隔壁が開いてしまったら上昇はできない。
すぐに高度を落として調べたところ、あの少年を見つけた…』
『……(コナンくん)』
『機長が驚いていたのは彼の冷静な判断と知識…センサーの場所を探り、自分がいるとコックピットに知らせた。それも空気の薄い極寒の前輪格納庫でね…』
『………そんな、コナンくんは…』
『心配はいらない。軽い凍傷だ。そこの彼女は君と同じ理由で寝ているよ。』
『あっ…！Aさん！』
『そろそろ起きてもいいはずだが、眠りが深いらしい。起こしたら今のことを伝えておいてくれ。それと、』
『これから言うことは偽りのないことだ。いまヴェスパニアで何が起きているのか…向こうに着いたらコナン君とAさんと一緒に聞いて欲しい。』
『…わかりました。2人に伝えておきます。』
キースはヴェスパニアに着くまでの準備をすると部屋を去った。
蘭は２人が起きるのを今か今かと待ち続けていた。
ヴェスパニアまであと３時間。
＊＊＊
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男爵むー(プロフ) - 姫乃さん» 姫乃さんコメントありがとうございます！ごめんなさい💦全て五右衛門になってる気がします……少しずつ直していきます！ありがとうございます。 (2022年6月5日 23時) (
レス) id: c59f36ec3b (このIDを非表示/違反報告)
姫乃(プロフ) - 石川五右衛門ではなく石川五ェ門です、、 (2022年6月5日 22時) (レス) @page11 id: 182a47f0ff (このIDを非表示/違反報告)
男爵むー(プロフ) - 架印�靴気�» ご指摘ありがとうございます！そうでした💦すぐに直します！ (2022年5月8日 23時) (レス) id: c59f36ec3b (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - ページ40に、ジラード公爵が王女のお父さんとありますが、叔父が正しいのではないでしょうか？ジラード公爵はサクラ女王の弟にあたる人物なので。 (2022年4月17日 21時) (レス) @page40 id: 74119bec9c (このIDを非表示/違反報告)
男爵むー(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます！誤字脱字すみません…ありがとうございます、！ (2022年1月7日 19時) (レス) id: 874142e05a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：男爵むー | 作成日時：2021年10月10日 23時
