＊ ページ26
＊＊＊
『もうパーティー終わっちゃったかな？』
サクラサクホテルに向かう蘭。人混みの中を急いで向かっているところにー
『きゃっ！…ど、どこみてんの…よ。』
逃げ出した王女とぶつかり、その場に転げこんだ。
『あ、 あなたは 『ミラ様。ここにいましたか。見つけましたよ。』…！？』
黒いスーツの男がミラ様と呼ばれている彼女を引っ張っている。
『いやよ！離して！…ね、助けて…』
『ミラ様いい加減に…
無理矢理引っ張って行こうとする男に蘭は止めに入る。』
『手を放してください！嫌がってるじゃないですか！』
『申し訳ないがあなたには関係ない『助けて！』…ミラ様！』
『……放してください！』
『ノーだ！』
『そうなったら…(ｸﾞｲ
蘭は男の腕を引っ張り、お腹と顎に一発ずつ蹴りを入れた。
『ぐわっ！……バッ、バカな…！』
ーーーーーーーー
ーーー
ー
19:20 ー近くの公園ー
『ええ〜〜！本物の王女様！？！？』
『そんなに驚くこと？』
『そりゃあ…ということはさっきの男の人って…『ボディガード』ですよね…謝りますので早く戻りましょう？』
ボディーガードに蹴りを入れた蘭にとってはたまったもんじゃない。しかし、王女はいやの一点張り。
『せっかく抜け出せたのよ？簡単に帰られちゃ困るわ。』
『え〜そんな、でもどうして抜け出したのですか？』
『そりゃ…パーティーに飽きたのよ。』
『は、はぁ…そうなんですね。まぁでも言ってみたいな〜！そんな台詞。一度でいいからお姫様になってみたいな〜！』
『んふふ〜言ったわね。
……お姫様、する？』
『え？』
ー数分後ー
『ほ〜ら、これであなたもお姫様♪どう？』
『はい…でもこんな…！？あれ！？王女様！？』
公園のトイレで衣装を入れ替え、蘭がまじまじとみている間、王女は公園の外の歩道橋まで進んでいた。
『パーティー終わる頃には戻るから、それまでよろしくね！』
『そんな！困ります〜！！』
『早く戻らないとさっきのボディーガードくるかもよ〜？じゃあ後でね！』
『そ！そんな…！王女様！！』
『……ふふ〜んこれが戻らないんだな〜。』
＊＊＊
『おい高木！コナンみなかったか？』
『コナンくんいないんですか？』
『あんにゃろ…勝手に行きやがったな？』
「あ、あの…コナンくんなら私の友人と外に出て行きました…」
『なに！？お嬢さんとですか！？コナンのやつ…帰ったら説教だ』
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男爵むー(プロフ) - 姫乃さん» 姫乃さんコメントありがとうございます！ごめんなさい💦全て五右衛門になってる気がします……少しずつ直していきます！ありがとうございます。 (2022年6月5日 23時) (
レス) id: c59f36ec3b (このIDを非表示/違反報告)
姫乃(プロフ) - 石川五右衛門ではなく石川五ェ門です、、 (2022年6月5日 22時) (レス) @page11 id: 182a47f0ff (このIDを非表示/違反報告)
男爵むー(プロフ) - 架印�靴気�» ご指摘ありがとうございます！そうでした💦すぐに直します！ (2022年5月8日 23時) (レス) id: c59f36ec3b (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - ページ40に、ジラード公爵が王女のお父さんとありますが、叔父が正しいのではないでしょうか？ジラード公爵はサクラ女王の弟にあたる人物なので。 (2022年4月17日 21時) (レス) @page40 id: 74119bec9c (このIDを非表示/違反報告)
男爵むー(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます！誤字脱字すみません…ありがとうございます、！ (2022年1月7日 19時) (レス) id: 874142e05a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：男爵むー | 作成日時：2021年10月10日 23時
