看病 ページ21
望 side
俺以外のみんなが居なくなったあともずっと謝っているしげ
もう立っていられなくなりうずくまっている
それに、少しずつ呼吸が怪しくなってきている
はたかれる覚悟でしげへと手を伸ばす
望「とりあえず、ベッド戻ろ？」
大毅「、ごめんなさい」
手ははたかれなかったけど、受け入れているというよりそんな気力も残ってないの方が正しいんやろな
望「謝らんくていいから」
大毅「、ごめんなさい」
しげを布団へ寝かせる
望「俺らは、もうしげの嫌がることはせんから
安心して」
怯えたような目
それでも、少しずつ呼吸は安定してくる
自分たちがやってしまったことなのに後悔が襲ってくる
大毅「、、」
熱のだるさで限界が来たのかそのまましげは眠った
布団をしげに丁寧にかけて部屋を出る
望「しげ、寝たで
寝たって言うか熱のせいで落ちたの方が正しいけど」
俺の言葉に誰も返事をしない
全員が全員俯いている
望「とりあえず、冷えピタ貼るか？」
俺だって言葉を声にできる状態じゃない
でも、なにか話さなきゃ全員罪悪感で押し潰されそうだった
望「あと、お粥とか作らなやんな」
みんながみんなしげのことを心配している
でも、俺が行ったら、、
その思考でみんな動けなくなっている
智洋「俺がご飯作る」
照史「手伝うで」
望「ありがとうな」
こうゆう時に真っ先に動くのは神ちゃんだ
流星「俺、冷えピタ貼ってくるわ」
淳太「神ちゃん、着替え貸してやってや」
智洋「おん！大丈夫やで！」
少しずつみんながしげのために動き始めた
崇裕「今寝てるやんな？顔ちょっと見たい、」
まだ眠っているとかしか落ち着いてしげの顔を見れないと判断した濱ちゃん
間違ってないんやろうけど、その判断に悲しくなる
淳太「なら、静かにみんなで行こうや」
そうは言うものの、みんな部屋には入れずドアの所から見るだけで終わってしまった
流星「冷えピタだけ貼ってくる」
しげが悪夢を見ませんように
しげが次に目を覚ました時に少しでも楽になってますように
望「はよ、良くなるとええな」
しげちゃんの笑顔が少しでも早く見れますように
また7人で笑えますように
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なつ(プロフ) - みかちゃんさん» わぁ！！！嬉しいです！ありがとうございます！これからも頑張ります！！！ (2022年3月31日 20時) (
レス) id: f6d494c0af (このIDを非表示/違反報告)
みかちゃん(プロフ) - コメント失礼します。向日葵だった君へとっても面白いです！続きもめっちゃ気になるしもう何回も読み返してます！これからも作者さんのペースで更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2022年3月31日 16時) (レス) id: 3176ccab77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃー | 作成日時：2021年8月19日 22時
