君 だ け に *゜

story3＊新しい住人。 ページ4

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　 「みんな行っちゃって寂しくなったねー…」




　舞「…なんか一気に静かになった(笑)」



　

　
　 同じシェアハウスに住む、


　 私より先にここに入った舞花(まいか)。




　 なにもわからなかった私に、優しくしてくれた。




　



　 朝、リビングで二人コーヒーを飲んで、



　 前に住んでいた男子3人のことを思い出しながら、



　 私はそばにあった最後にみんなで撮った写真を見つめ思い出に浸っていた。
　



　



　 そこへ、



　「おはよ〜」





　 私達よりちょっと遅めな起床をした桃香(ももか)。




　


　 私より歳が若くて、私より後にここに入った桃香。




　

　 少しのんびり屋さんな一面もあってマイペース。





　 今日ものんびり起きてきたところで、







　 『ピーンポーン……』




　 静かだったリビングに、


　 チャイムが鳴り響いた。





　
　 インターホンに一番近い場所にいた私は、


　 少し小走りでインターホンを覗いた。




　 そこにいたのは、キャリーバックをもった男の人。






　 もしかして…と、



　 「新しい入居者の方ですか？」







　 そう尋ねると、



　？「そうっす」




　 インターホン越しに笑顔でそう答えた。






　









　

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