君 だ け に *゜

story13＊アパレルショップ。 ページ14

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　 あれからというもの、


　

　
　 「買い物行ってくるね」



　岩「俺も、俺もー!」






　 買い物に行くときは必ずと言っていいほどがんちゃんが着いてきた。


　

　 これじゃあ、くっつき虫じゃんっっ!!






　 洋服が欲しかった私は、




　 「ねぇねぇ、がんちゃん。

　 今日洋服買いたいから、帰りにお店寄っても平気？」

　
　


　 帰りに、くっつｋ…じゃなくて、


　 がんちゃんとお店に寄ることにした。






　岩「いいよー」


　


　 手っ取り早く買い物を済ませ、


　 私たちはアパレルショップへと向かった。





　 「どれがいいかなー？」






　 お店に着いて、しばらく店内を見回すと





　 「これ可愛いー♡」

　

　岩「Aちゃん、こーゆーの好きなの？」



　 「うんっ!」






　 お店のど真ん中にあったマネキンが着ていた


　 爽やかな水色のワンピースが目に入った。







　岩「だったら、こっちの方がいいよ(笑)」






　 そう言ったがんちゃんの手には、


　 さっきの水色のワンピースとはちょっと違う

　
　 淡いピンク色のレースのワンピース。






　 「ほんとだ〜(笑)可愛い」



　岩「ちょっとこれ合わせてみて？」





　 近くにあった鏡の前まで、


　 来てがんちゃんが持っていたワンピースを合わせてみた。






　岩「可愛い(笑)めっちゃ似合ってる」



　 「ほんと？」



　岩「ほんとほんと(笑)」





　 値段を確認すると、

　
　 OLをしている私にはちょっとキツイ値段だった。






　 「やーめた、お給料なくなっちゃうｗ」




　岩「いくら？買ってあげる」





　 そういうつもりで言ったんじゃないんだけどな…(汗)





　 「えっ？…でっ でも高いよ？」




　岩「いいって。


　 …その代わり」




　 「その代わり？」




　









　

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