君 だ け に *゜

story10＊2回目のチャイム。 ページ11

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　 あれから、リビングでお話をして


　 皆で片岡さんは直人くんと呼ぶことにた。







　 桃「がんちゃん、きのう眠れた？」



　 岩「うーん…ふつーかなｗ」






　 直人くんが荷物整理をしてる間、


　 となりで他愛のない話をする二人を余所に私は一人


　 コーヒーを飲みながら、お昼番組を観ていた。





　
　岩「Aちゃんは、ここ住んでどんくらいになるの？」





　 急に飛んできた質問。


　 テレビに夢中になってただけにちょっとびっくり。






　 「…えっと〜…もう1年経つかなー」



　岩「そーなんだ」



　 「…うん」





　 再び視線をテレビに戻しすと、



　 ちょうど、




　 『ピーンポーン…』




　 本日2回目。

　 玄関のチャイムが鳴った。






　桃「ん？誰だろ…」





　 そう言って立ち上がった桃香に、





　 「あっ、いいよ。あたしが出るから」



　桃「ほんと？ありがと♡」






　 せっかく話してたのに、二人の邪魔しちゃ悪いしね。




　 席を立ちあがって玄関へ向かうと、


　 後ろにくっついてきた…





　 「がんちゃんっ?!」



　岩「俺も見たいもん」






　 後ろを向くと、ほっぺたをぷくっと膨らましたがんちゃんがいた。




　 …あたしが出た意味ないじゃん。






　
　 とりあえず、ドアを開けると




　 「……!!!!」





　 そこには、とってもとってもイカツイ人が立っていた。





　






　
　
　

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