ブラックマジシャンガールll【はじめしゃちょーの畑】 (ページ47)

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人生最高の誕生日ページ47

Aside

はじめさんが勢いで金髪に染めてしまった。

やるかどうかも分からないと言ってたはずなのに、

染めてしまった…。

こうなると、どうなると思う？

自動的に私も染めることになってるんだよねえ。

『ちょっ、たなっち。髪の毛触る時痛くしないでね？』

た「なにそのちょっとエロい言い方。」

『いやなんかたなっち変なことしそうだから…』

手袋をはめて、ブリーチも手にとって、既に準備万端なたなっち。

けど今年は金髪じゃなくて、たなっちみたいな感じの、ミルクティーみたいな。

そんな感じの色にすることになった。

それでも十分明るいけど。

た「じゃあ行きますよー。」

前に言ってた通り、たなっちにブリーチしてもらうことになった。

あぁ…折角今年は染めなくて済むと思ってたのに…。

ーーーー

た「じゃあAおいでー！」

髪の毛も乾き、しっかり明るくなった私の髪の毛をついにお披露目。

緊張するう。

『じゃあタオル外しますね…』

ばさっとタオルを取って、髪の毛を見せた。

ト「うわーー！かわいい！」

は「すげえええ！めっちゃ綺麗に色入ってる！」

凸「めっっちゃオシャレっすね！」

完全なるミルクティー。

自分でも愛らしいと思えてしまうくらいに、かわいくなった。

や「やっば…ちょっと触ってみていい？」

少し軋んだ髪の毛をようへい君が触った。

『どうぞ。』

久しぶりに染めたのもあって、みんな懐かしい気分になっている。

まあこの色ならブラマジとは言われな…

や「前よりブラマジっぽくなった！」

やっぱりダメだった。

私は何に染めてもブラマジと言われるのかもしれない。

だ「A本当にその色似合うねー。俺昔そんな感じのに染めようとしたら美容師さんに似合いそうにないですもんね、って言われたもん。」

『ありましたねそんな事。』

だいち君結局シルバーに染めたもんね。

私的にはシルバーのだいち君が一番かっこよかった気もする。

かっこいいよね、銀って。

は「Aがそんなに綺麗に染めちゃったらおいらどうしたら…」

『そのままでも十分いいと思いますけどね。』

はじめさんは染めるのに慣れてるから、全然違和感ないし。

や「いやぁ、これは最高の誕生日プレゼントかもしれない。」

『何でですか。』

や「こんなにかわいいAが見れたんだから。何よりも嬉しい。」

こうやって褒めてくれるから、ようへい君はイケメンだって思えるよね。