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好きなものを好きな人と ページ26

Aside



こんな私だけど中学、高校と成績は一桁台。


おかげで立教大という素晴らしい大学に入ることが出来た。お母さんありがと。


クソ真面目に教室の隅っこでノートとお話ししてたから実は…


た「1人漢字がチートレベルで得意な人が居るんで、まあこいつは別としてやります。」


や「A確か漢検2級だっけ?」


そう。高校2年生の時に漢検を無理矢理受けたら運良く合格した。


『えへへっ。』


たかが小6の漢字の問題で騒ぐ成人男性3人。


さすが慶應ボーイ。その仕草から落ち着きが見て取れる。


あっけど難しい問題やり過ぎて簡単なのが分からない説あるどうしよう。


まあいっか。


た「じゃ始めますよー。よーい、スタート!」


紙をぺらっとめくって一通り問題に目を通す。


いけそうだな、と思ったら名前を書いてスタート。


地味に難しいな。今の小6の子ってこんなの習うの?


少しずつ止まりながらも、何とか出来た。


一個ずつ違和感がないか確認。


気になるところがあれば修正。


もう一周間違いがないか確認したら、終了。


あとは時間が終わるのを待つだけ。


た「しゅーりょー。こらこら手止めなさい。」


棚澤先生にテストの用紙を渡して、時間潰し。


だ「A、ずばり100点の自信は!?」


『そこそこ。』


凸「自信あるだけでも凄いっすよ。僕全然ですもん。」


実際不安なんだよなあ。結構ギリギリの可能性あるんだよなああ。


た「おらおら帰ってきたぞー。」


棚澤先生口悪。けどこんな先生居たわ。


た「なんかみんないっぱい間違えてるんで、そっからまずやっていきますね。Aは後で。」


朗読の朗ねー。だいぶ迷ったけど朗にしてよかった。


一位は分かってたけどようへい君。


二位は意外にもだいちくん。


ビリはもっと意外のともたかだった。


た「で、肝心のこの子なんすけど!」


たなっちにこの子って言われるのなんか……。


子どもに戻ったみたい。


た「月本Aはー、」


た「100点でした!なんで1万あげます。」


えっなんで最後テンション低くなったの喜んでよ。


『1万貰うねありがとう。』


た「おめでと。やっぱAすげえよ。」


この1万円何に使うか決めてないな。


うーん…。


『ねっ、みんなで好きなの食べましょ?』


特に使いたい事もなかった。


欲しいものも無いし、食べたいものも無い。


だったらみんなの好きなものを何か食べよう。


好きなものを、好きな人と一緒に。

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作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:So-mei. | 作成日時:2020年5月26日 12時

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