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他人の目が気になる人 ページ27

Aside



この企画が始まってわかった事。


HAPは汚いってこと。


いや、気付いてたよ!?気付いてたけどね!?


改めてこれは汚い。もう目を瞑りたい。


嗚呼神様。どうしてここの人達に掃除という概念が無いのでしょうか。


『てか分かんないんですけど…。どこよ…。』


くるくる回って、上見て下見て、挙句の果てには何やってんだろってなりだした。


頭フラフラするー。


まだ2問目でこれ。エグむずい。


や「あ、分かった!ドアの前の鍋だ!」


凸「正解ですっ!すごい!」


やっぱり大学か。良いところ出てたら記憶力も良いのか。


空間察知能力神レベルじゃん。


凸「じゃあまた変えますんで待っててくださーい。」


ゲーム部屋でスマホをいじりながら待つ。


だ「Aさ、毎日ちゃんと違う服着てるよね。」


スマホを見てる私の手を止めたのは、だいちくんの声だった。


『まあ、女の子ですし?』


や「女の子とはいえだよな。服も俺らみたいにテキトーじゃないし。」


『うーん…けど、だいち君もようへい君も普通にオシャレだと思いますけどね。』


止めた手をまた動かし、画面をスクロールする。


だ「俺らは、ねー?」


や「まあ、ねー。」


『え…何ですか。』


ニヤニヤしながら顔を見合わせる2人。


だ「そりゃ、かわいい子にはかっこい…」


凸「出来ましたー!」


タイミングを狙ったかのようにテツヤがだいちくんの言葉を遮った。


だ「あー!もう!決め台詞がっ!」


や「だいちくん。どんまいっす。」


変なの、と思いつつも部屋を出る。


その15秒後。


だ「あ!竜王がない!」


凸「正解!早いっすねー。」


『ヤバい1個も当てれてない!』


や「頑張れー。」


ようへい君の言葉にはまるで心が篭ってなかった。


けど嫌いになれないからもっとモヤモヤする!


一瞬で終わってまた部屋に戻る。


『そーいえばさっき何て言おうとしたんですか?』


遮られた言葉が気になりもう一度聞く。


だ「いや…改まって言うの恥ずかしい…。」


や「だいちくーん?」


だ「ようへい君言って!」


や「何で俺なんすか!?」


よく分からないけど、ようへい君の方を見る。


や「えぇ…。」


ちょっとだけ、ようへい君が可哀想だったのでだいちくんに目線を戻す。


だ「うっ…その眼はズルい。」


だ「その…かわいい子にはかっこいいって思われたいじゃん?って。」


そんなど直球で言われると…。


『そんなに気を付けなくてもかっこいいとは思ってますよ。』


笑顔でそう返した。

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作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:So-mei. | 作成日時:2020年5月2日 13時

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