ブラックマジシャンガール【はじめしゃちょーの畑】 (ページ12)

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扱いのなってないリーダーページ12

だいside

今度の企画で使うプッチンプリン。

足りないと嫌なので多めに買いに行く。

けど、さすがに1人で大量には買いに行けないから誰かを呼ばないと。

テツヤとともたかは撮影。

ようへい君はどうせ無理って言うだろうな。あ、仲悪い訳じゃないよ？

はじめ君は忙しいし…となるとやっぱりAしか居ないか。

だ「と言うわけでA、君になったんだ。」

『私が女の子ってこと忘れてないですか大丈夫ですか。』

だ「もう男みたいなもんっしょ。」

そう言った瞬間頭を叩かれた。

『さすがに怒りますよ？』

だ「ごめんなさぁい」

冗談が通じない訳じゃないけど、こういう事を言うと怒りかける。

こんな事言うの俺だけだけど、本気でそう思ってる訳じゃないし。むしろ逆。

こんな美人な子THE・女の子って感じしかしない。

だ「あ、頭叩かれたので思い出したんだけど、A今年も髪染めるよね？」

『え、なんで叩かれて思い出すんですか。頭関連？』

だ「そう。」

『そりゃ染めますよ。私も畑メンバーなんで。』

だ「じゃあA金髪確定だね。」

『うわまたその話ですか。』

Aは金髪にすると、どういう訳か物凄くブラマジに似ている。あの100万円のやつね。

一回あの服装にさせてみたいレベル。変態がられるから口には出せないけど。

もう変態がられてるじゃんって思ったやつ、そうじゃない。

さすがにリアルな女の子にコスプレさせんのはまずいでしょって事。

『去年散々ブラマジって言われたんですよ。もう勘弁ですよ。』

だ「良いじゃんブラマジかわいいじゃん。」

『っ…じゃあ何ですか！私がかわいいとでも言うんですか！』

だ「だからそう言ってるじゃん！」

口に出た俺の本音は、Aの目を丸くさせていた。

おまけに顔を赤くさせ、くるっと顔を背ける。

だ「あ…いや、違うそうじゃなくて…あ、かわいいのは本当だけどね？」

そういうアピールに聞こえてしまってるので、必死に否定する。

別に否定しなくても良いんだけど…Aが少し可哀想だから。

『ほんっと、どこまでも下手くそな人ですね。』

そう言いながらくるっとこっちを向く。

『リーダーのくせに女の子の扱いがなってなくてどうするんですか！だから別れちゃうんですよ！』

だ「は！？今それ関係ない！」

『おおありです！分かったらプリン私の分も買ってください！』

だ「もう…。仕方ないやつだなぁ。」

結局その日はプリン３つ入り買わされました。