そんなつもりなかったのに雑愛されてる【白鳥沢】

18話 ページ19

瀬見side

天童「ふい〜気持ちい〜」

大平「癒されるなあ」

夕方、みんなで風呂。

朝から長時間の移動とかA特製合宿用特別練習メニューで溜まった疲れが一気に取れていく。

あの超ハードな練習をこなした自分を褒めたい。マジで。



五色「…………」

牛島「五色、顔が赤いぞ。のぼせたのか？」

五色「お、俺………見ちゃって………」

白布「はあ？」

川西「見たって、何を？」

五色「A、センパイの………」

天童「なになにー？Aがどうしたってー？」

Aの話題になりみんなが工の近くに集まる。

もちろん俺も。


五色「お、俺、昼間Aセンパイが暑くてTシャツの裾をパタパタさせてたの見て、

そしたらセンパイのお腹が…見えちゃって………」




「「「「「「………………ええええええええええええ！？」」」」」」


川西「そっ、それマジかよ！？」

五色「ほんの一瞬だったんですけど、はっきり見えました」

天童「いやーん、工ったらヘンターイ♡」

瀬見「マジかちょっと詳細教えろよ！」

白布「後で俺んとこ個別で来て。2人で男同士の話をしよう」

大平「賢二郎、目がマジになってる」

五色「嫌だ！見たのは俺だけっス！」

山形「先輩の命令は絶対だああああああ！」

五色「うわあああああああ」



〜同時刻、食堂では〜

貴方『ったく、アイツらは風呂ぐらい大人しく入れないの……？』(夕食のカレー作ってる)

斉藤「高校生は元気だなあ」(試合のDVD観てる)

鷲匠「ちゃんと体力回復すんなら文句はねえよ。回復すんならな」(新聞読んでる)

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