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10.相変わらず ページ18

〜Aside〜



今、……あ。って言った?



いや、翔太はもしかしたらとは思ってたけど、まふくんも…?



『まさか、考えてなかった、感じ……?』



恐る恐る二人の顔を見ながら聞いた。



「「………。/!?」」



翔太はにっこり菩薩顔で何も喋らない。



まふくんは翔太を見て、ええっ!?と驚き、慌てている。



……うん、そんなことだろうと薄々勘づいていたよ。



『……どーせなんにも考えてないから菩薩顔なんでしょ?翔太。』



「うん!勿論!!」



翔太は笑顔で即答してきた。地味にどや顔しながら。



…そこ、どや顔するところじゃないから。



『まぁ、翔太だからなぁ……。』



暫くすると、荷物を持った美咲がやって来た。




『とりあえず、私は美咲を連れて帰るね〜。……わっ!』



ドアに手をかけようとしたら、スカッと空振ってドアが開いた。



「あらまぁ、ごめんなさいねぇ〜………おや。Aちゃんに翔太くんかい?」



ドアからお婆ちゃんが入ってきた。そのお婆ちゃんは私と翔太の名前を述べた。



……もしかして、



『しのぶん先生!?』



年齢が年齢なので、顔とかは少し老けてしまっているようには見えるが、仕草や口調は忍先生そのものだ。



「懐かしいねぇ。元気だったかい?」



「わー!先生!勿論、僕もAも元気ですよ!」



私と翔太とかは先生と凄く仲良かったから、また会えて驚いてる。



「そっちにいるのは友達かい?」



後ろにいるまふくんを見て、微笑んだ。



「そうなんだ!!真冬って言うの〜!」



翔太は沢山、あれやこれやと話をしていく。



先生はニコニコと楽しげに話を聞いている。



「ああ、そういえば。」



先生は翔太の話を中断をして、私に1つの封筒を差し出してきた。



『…これは?』



「後で読んでおくれ〜。美咲ちゃんの担任さんから受け取ったやつさ〜。」



『あ、ありがとうございます〜。』



なんだろ……?



私は鞄にその封筒を閉まう。



『じゃあ、私はそろそろ帰りますね。』



「ああ。いつでも来なさいな。」



ペコリと頭を下げ、美咲に行こう?と促した。



「美咲ちゃん、またね。」



「うん、先生。さよーなら…」



クラブの先生にも、挨拶をして外に出た。



空が真っ赤に染まっている。



『さて、帰ってご飯準備しよっか。』



私は美咲の手を繋いで歩く。






.








……後ろからずっと翔太達がくっついて来ているのには触れずに。

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設定タグ:歌い手 , まふまふ , 天月   
作品ジャンル:恋愛
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柊花-トウカ-(プロフ) - ティラミス信者さん» ありがとー!改行は今検討中なの(苦笑)更新頑張るねー! (2018年11月16日 23時) (レス) id: 1c746f653b (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス信者(プロフ) - 続きが気になる!!読みやすいし文の構成もいい感じ!でも改行が多すぎると内容がスカスカに見えちゃうかもだからそこ気を付けて!読ませてくれてありがとー!!応援してるよ!! (2018年10月20日 20時) (レス) id: d109ac88fc (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - ひかりさん» ありがとう、読んでくれてほんとありがとう。(笑) (2018年8月2日 18時) (レス) id: 1c746f653b (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 好きでした。ありがとう。あ、私、青い鳥の星月ひかり。ね!好きでした←分かった (2018年8月2日 18時) (レス) id: 1a6872b126 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 怜衣さん» 当たりです!後に人物紹介を上げようとしてたのを忘れてました…← 棗ちゃんはなんか、酒飲みっぽかったので出してみました(笑) (2018年1月12日 0時) (レス) id: 1c746f653b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊花-トウカ- | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年8月19日 23時

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