ｳﾞｧﾝｶﾞｰﾄﾞ━世界の危機━2 (ページ8)

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━45話━レン目線ページ8

貴「っ…あれ…ここって…」

レ「A、大丈夫ですか?」

貴「レン…有難う…」

レ「いえいえ、感謝なら彼にして下さい。えっと…びわ?でした?」

貴「びわ…?あ、タイシか…」

レ「急に彼から電話かかってきたんです。」

それは、数分前の事────

レ「テツもアサカも僕を置いて出かけてしまって…」

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

レ「A…?」

ﾋﾟｯ

レ「どうしたんですか?」

?『すまねぇ、勝手にAの電話を借りてる。』

レ「あっ!!貴方はびわ…でした?」

三『三和だ!!まぁいい。お願いだ、Aを助けてくれ!!』

レ「何があったんですか?」

三『俺も分からねぇんだ…朝、Aの家に来てみたら、鞄が落ちていて、いえにもいないんだ。昨日、俺と別れてからきっと…!!』

レ「分かりました。1人、思い当たる人がいるので。Aは僕に任して下さい。」

三『本当か…!!』

レ「大丈夫ですよ。びわ。任して下さい。」

三『有難うな!!って、びわじゃなくて三和だ!!』

───────

貴「そっか…有難う。」

レ「無事で良かったです。」

貴「う…ん…」

レ「A…?」

貴「はぁ…うっぐぁ…」

レ「しっかりして下さい!!」

熱い…熱がある…

レ「今、救急車を呼びますから!!」

貴「ご…めん…」

それから、救急車を呼び、Aは病院へ送られた…