━59話━ ページ25
私達が2年になってすぐのこと。
今思うと、数時間前のように思える────
貴｢おはよ、トシキにタイシ!!また同じクラスだね!!｣
櫂｢そうみたいだな。｣
三｢また宜しくな!!｣
貴｢勿論!!そうだ!!部活作ろうと思ってるんだけど、こんなの良くない?｣
櫂/三｢ヴァンガード部?｣
貴｢うん。それでね、高校生同士で戦う、VF甲子園が行われるんだ。他に何人か誘えたら誘うつもりだけど…どうかな?｣
三｢いいんじゃねぇの?な、櫂!!｣
櫂｢あぁ、構わない。｣
貴｢やった!!正式には5人いないといけないからね…｣
三｢それじゃ、アイツらはどうよ?｣
貴｢アイツら?｣
櫂｢まさか…｣
三｢マケミと井崎でいいんじゃねぇ?｣
マ｢誰がマケミだ!!｣
貴｢ごめんごめん。それより、入学おめでとう。2人とも!!これからは先輩って呼んでよね★｣
マ｢誰が先輩って呼ぶk((貴｢敬語は?((ﾆｺｯ す、すません。｣
井｢相変わらずの…黒い笑顔…｣
貴｢何か言った?((ﾆｺｯ｣
井｢な、何もありません!!｣
三｢こいつらでいいんじゃねぇ?｣
貴｢そうだね。これで5人だからいけるよね。私、後で先生に聞いてみるよ!!｣
櫂｢俺もついて行く。｣
貴｢それじゃ、今行こうか。じゃ、タイシ、後でね!!｣
三｢おぅ!!｣
櫂｢早く行くぞ。｣
貴｢はーい。楽しみにしてるんでしょ?｣
櫂｢何がだ。｣
貴｢だって、顔に楽しみって書いてるよ。｣
櫂｢別にそんな事思ってない。｣
貴｢相変わらず硬いなー。ほーら、もっとリラックスして、スマイルスマイル!!((ﾆｺｯ｣
櫂｢置いて行くぞ。｣
貴｢あ、待ってよ!!｣
これが、私達の始まりでもあった───
ラッキーユニット
抹消者 ドラゴニック・ディセンダント
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作者名：なつとび | 作成日時：2013年10月14日 18時
