━54話━ ページ19
トシキのターンは終わり、タイシのターンになった。
きっと…タイシはここで決めるつもりだ。
三「ブレイクライド!!ドラゴニック・オーバーロード・ジエンド!!」
貴「ジエンド…!!」
キィィン
貴「っ…!!駄目だ…」
見えてしまった…ファイトの終わりを…
タイシはブレイクライドのスキル、それにジエンドのペルソナブラストで攻撃した。
けど、トシキにはとどかなかった。
櫂「俺は…自らリバースをした。アイチとレンを倒すために…!!」
三「お前…本当に…!!」
櫂「行け、カオスブレイカー・ドラゴン!!」
貴「駄目…タイシ!!」
三「う、うああああああああああああ!!!!!!!!」
貴「タイシ!!」
これは…運命なのか…
貴「このまま続くと本当に世界が…」
もう…逃げない。私1人でもいい。
貴「全てのリバースファイターを…1人残らず、倒す。」
逃げてばっかりじゃ駄目。
私はキャピタルへ向かった。
彼らの無事を見に行くために。
キャピタル─────
貴「っ!!タイシ…」
丁度、タイシはアイチ達に何かを告げて行ってしまった。
貴「聞いてしまったようだね。」
ミ「A!?今まで何処へ…!!」
貴「真実を知ってしまったら仕方ない。」
ナ「まさか…Aもリバースされて…!!」
貴「されていないわよ。これからどうするの?」
ア「Aさんは…どうするんですか?」
貴「私はリバースファイターを倒す。そうしないと世界は終わる。」
ミ「1人では無理だよ!!相手が何人いるのか…!!」
貴「だからと言って、このままにしておくとリバースファイターは増え、本当に世界が終わってしまう。それでいいのか?私は行くよ。」
ア「Aさん…」
貴「アイチ、タイシは貴方のせいで彼がリバースファイターになったって言ったよね。私は違うと思うんだ。トシキも…あの時の私に似ている。」
あの時の…私に似ていた。
貴「だから…トシキを助けれるのは貴方だけなのかもしれない。正直、私では助けれなかった。貴方なら…トシキを助けれるよ。貴方の…本当の強さならね。」
アイチは今迷っている。
きっと…助けれるよ。
貴「それじゃ、皆。無事でいてね。」
私はリバースファイターを探しに、街へ行った。
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抹消者 ドラゴニック・ディセンダント
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作者名:なつとび | 作成日時:2013年10月14日 18時