7. JM side ページ7
JM side
いつからだろう。君のことが気になり始めたのは。
いつも同じ通学路、いつも同じ時間の電車、いつも同じ車両。
毎日変わらない日常に、僕は、つまらなさを感じていた。
でも、学校に通い始めてから1年ぐらいたったころ、電車で君を見かけるようになった。
話したこともない、名前も知らない君に、僕は徐々に惹かれていった。
君は、隣の女子校の制服を着ていた。
いくら隣同士の学校だからって、所詮は、
男子校と女子校。
話せる機会なんてない。
だから、君が学校に行く途中でキーホルダーを落とした時、僕はチャンスだと思った。
"あの、落としましたよ?"
結構勇気を出して、やっと言えた。
君はキーホルダーを受け取ると、走って行ってしまった。
君の声は聞けなかったけど、君の顔が見れただけで僕はすごく幸せな気分になった。
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しろ(プロフ) - そう言っていただけるとすごく嬉しいです!ありがとうございます!これから頑張ります! (2020年6月5日 16時) (レス) id: 573909ec0c (このIDを非表示/違反報告)
ミサモ - 初めは慣れないものですからこれから慣れて頑張りましょう!この話とても大好きですから更新頑張ってください! (2020年6月4日 7時) (レス) id: 592a6abe49 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - ごめんなさい…。初めてで何もかも理解していませんでした。 (2020年6月2日 19時) (レス) id: 573909ec0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろ | 作成日時:2020年5月31日 12時