今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:25,916 hit
小｜中｜大
17 ページ43
何にしようか迷っていたら、後ろから声をかけられた。
櫻「自販機行くなら俺も誘ってくれればよかったのに」
「翔、どうして？」
櫻「ちょうど行きたかったのに」
「そんなのわからないよ」
櫻「幼馴染なのに？」
「ごめんなさいね、こんな幼馴染で」
とか言いつつお互い笑っている。
櫻「もう夕方か…」
「日が暮れるの早くなったからね」
私たちは少しの間、窓から頼りなく色づいた薄紅の空を眺めていた。
「綺麗…」
櫻「…そろそろ戻りますか」
「うん！」
確かにあの1週間はとてつもなく忙しかった。
けれども、今となってはいい思い出だ。
全力を尽くしていたから。
これからも嵐のマネージャーとして全力を尽くし、いい思い出を増やしていく。
そう心に誓った。
このときはまだ気づいていなかった。
忍び寄る影にー。
「…ん？」
「…！」
間違いない、あの人だ！
ちらっとしか映らなかったけど、俺が見間違えるはずがない。
今どこで何をしているのか、全く知らずにいた。
明林高校…？
今度の休みに調べてみるかー。
To be continued.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なつらい | 作成日時：2018年8月5日 17時
