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「じゃ、帰りますか」
「はい。明日もよろしくお願いします」
そう言って部屋を出ようとしたときだった。
「明かり点けっぱなしじゃないか。まったく…って佐藤くん？」
「佐々木さんじゃないですか。あ、こちら、僕の先輩の佐々木さん」
「はじめまして、上野Aです」
「ああ、新しい嵐のマネージャーさんか。佐藤から話は聞いてますよ？できる子だって」
「それすごい盛ってますよ、きっと」
「はっはっはっ。どうも、佐々木といいます。佐藤くん、こんな時間まで何してたんだい？」
「ちょっとありまして。佐々木さんこそ、何してるんですか？」
「林くんに頼んであった7月誕生日の会員への手紙の確認が終わって持っていくところで、この部屋の明かりのついているのに気づいたんだ。誰かが消し忘れたんだと思ったよ笑」
「そうだったんですか」
「じゃ、私はこれで失礼するよ。あ、今度飲みに行くから、予定空けとけよ」
「わかりました笑」
「じゃ、また」
そう言って佐々木さんはドアノブに手をかけて…。
「あっ！」
ドサッという音が聞こえ、見てみると、佐々木さんが手紙の束を落としてしまったみたいだった。
「やっちゃった〜」
「って何チャーミングに言ってんですか、佐々木さん笑」
「えへ」
「拾うの手伝います」
「ごめんね、上野さん」
「いえ」
私と佐藤さんと佐々木さんは手分けして手紙を拾った。
「…上野A？」
「はい。何ですか？」
「どうしたんですか？佐々木さん」
佐々木さんの声に私と佐藤さんが反応した。
「君、上野Aさんだったよね」
「はい、そうですけど」
佐々木さんは一通の手紙を差し出した。
「どうして君宛の手紙がここにあるんだい？」
「えっ…？」
差し出された手紙を受け取り、宛名を見た。
"上野A様"
「…！」
「どうして7月誕生日の嵐のファンクラブの会員の方に送る手紙の中に、君宛の手紙があるんだい？」
「それは…」
「まさか、ファンなのにマネージャーとして働いてたのか！？」
「あ、えっと…」
「ファンがマネージャーだなんて言語道断だ！まだ重役の方も残っていらっしゃる。今からいくぞ。佐藤くん、君もだ」
「…はい、わかりました」
佐藤さんはなんとも言えない表情で返事をした。
私は声が出なかった。
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なつらい(プロフ) - 3333995さん» ご指摘ありがとうございますm(__)m色々やってみたので多分大丈夫になったと思います！ダメだったら…ごめんなさい。 (2019年1月20日 16時) (
レス) id: 89c125781f (このIDを非表示/違反報告)
3333995 - 名前が変換できてないんですが (2019年1月13日 18時) (レス) id: 6b690ae98e (このIDを非表示/違反報告)
なつらい(プロフ) - 嵐loveさん» ありがとうございます！！！！！涙 そう言っていただけて、嬉しい限りです！ これからもよろしくお願いします！(仲間としても) (2018年7月15日 22時) (レス) id: bf8ca36aaa (このIDを非表示/違反報告)
嵐love(プロフ) - 初めまして、嵐loveと申します。先日から読ませて頂いております。とても面白く、続きが気になります！更新、体に気をつけながら頑張って下さい！ちなみに、私も仲間ですよ！ (2018年7月15日 21時) (レス) id: d0f7a3074d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつらい | 作成日時：2017年9月13日 17時
