第3話 雨の向こうへ ページ39
相「Aちゃん、おはよう」
「おはようございます」
相「今日も早いね」
「遅れるわけにはいきませんから」
相「翔ちゃんは？」
「着替えに行きました」
相「俺も着替えてこようっと」
私、上野Aは嵐のマネージャーになってから早1ヶ月半。
今日は新曲のPV撮影でスタジオに来ている。
嵐の皆さんとの信頼関係も少しずつ築けているかなって自分では思ってる。きっと向こうもそう思ってくれてるはずだ。
私はこれからも、信じてくれてる人を信じて全力で頑張っていくだけ。
そう思っていた。
あのときまではー。
嵐が歌って踊っている姿はマネージャーになる前もなってからも何回も見ているのに、何回見てもキラキラ眩しくて、やっぱり嵐はスーパーアイドルなんだなと改めて感じさせられる。
「お疲れ様です」
松「ありがとう」
二「Aちゃんもお疲れ。ずっと動いてたじゃん」
櫻「お前がパシるからだろ笑」
二「え？何のことだろう…？笑」
相「いいんだよ？パシリは断って」
「これくらい大丈夫ですよ。マネージャーの仕事の１つですから」
松「パシられることが？笑」
「いえ、皆さんの役に立つことが、です」
櫻「…そっか」
「…何か変なこと言いました？」
松「いや？ 何も」
「上野さん、この後時間ありますか？」
「佐藤さん、大丈夫ですよ」
「じゃあ櫻井さんをお送りした後、事務所のほうに来てください」
「はい、わかりました」
櫻「じゃあ俺らも帰りますか」
二「お疲れー」
相「お疲れ様ー」
櫻「珍しいね、佐藤さんが仕事終わりに呼び出すの」
「えっ、そうなの！？ 何かやらかしたかなぁ…」
櫻「そうなんじゃないの？笑」
「マジか…笑」
翔を送り迎えする車の中では2人きり、つまり、幼馴染に戻れる場所なわけで、どうでもいい話もするし、無言でもそこまで居心地悪くないし、私にとっては仕事の合間の息抜きのような時間だった。
櫻「うわ、雨降ってきた」
「…傘持ってないんですけど。天気予報言ってた？！」
櫻「いや、予報にキレても…笑」
「もー、折り畳み傘持ち歩こうって思ってから1度もバッグの中で見たことないよ」
櫻「駄目じゃん笑」
「ね笑 着いたよー」
櫻「じゃ、A、また明日」
「うん、おやすみー」
翔を家まで送った私は、その足で事務所へと向かった。
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なつらい(プロフ) - 3333995さん» ご指摘ありがとうございますm(__)m色々やってみたので多分大丈夫になったと思います！ダメだったら…ごめんなさい。 (2019年1月20日 16時) (
レス) id: 89c125781f (このIDを非表示/違反報告)
3333995 - 名前が変換できてないんですが (2019年1月13日 18時) (レス) id: 6b690ae98e (このIDを非表示/違反報告)
なつらい(プロフ) - 嵐loveさん» ありがとうございます！！！！！涙 そう言っていただけて、嬉しい限りです！ これからもよろしくお願いします！(仲間としても) (2018年7月15日 22時) (レス) id: bf8ca36aaa (このIDを非表示/違反報告)
嵐love(プロフ) - 初めまして、嵐loveと申します。先日から読ませて頂いております。とても面白く、続きが気になります！更新、体に気をつけながら頑張って下さい！ちなみに、私も仲間ですよ！ (2018年7月15日 21時) (レス) id: d0f7a3074d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつらい | 作成日時：2017年9月13日 17時
