【QK】12時45分

―あとがき― ページ37

お読み頂きまして、ありがとうございます。
と言う訳で、世界滅亡系のオムニバスでしたが、如何でしたでしょうか。


こういう感じのお話は結構好きで、無性に書きたくなる時があるのですが、そればかりでは気が滅入ってしまうので、自分の書く作品全体の一割ぐらいが丁度良い塩梅かなぁと思っています。その一割が今作でした。(残り九割は完全ハッピーエンドがいいですね、やっぱり)


この話は決してハッピーエンドではないのですが、逃げられない状況の中で彼らが見つけた「二人にとってのささやかな、そして最大の幸せ」という形を描けていたならいいなと思います。
世界は終わってしまうけれど、最後の瞬間を二人で迎えられるのなら、こんなに幸せな事は無い。そう思っています。


ちなみに各人物の設定や相関などは「トロイメライ」から引き継いでおりますが、こちらはあくまでも分岐したパラレルワールドです。(三次創作とも言う)
これからも「トロイメライ」の方はいつも通りのお話をアップしていきますので、変わらずお付き合い頂ければ幸いです。






余談ですが「どのジャンルでもハマったらとりあえず一度は世界を滅亡させたくなるよね」と言った所、友人に「それは奈都さんぐらいだよ」と言われてしまいました。おかしいな……。



　

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