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「はぁ…海兵だからって……モノホンの王族、囮に使うとか海軍も贅沢だよね〜」
部屋に入っても歩調を緩めぬまま、ドカッとソファに腰を下ろす
すると、それがイラついてるように見えたのかつづいて部屋に入ってきたロシナンテは気まずそうに視線を落とした
あーあ、そんな顔して…申し訳ないとか思ってるんだろうなー……と予想したところで声をかけてみる
「……久しぶりに一緒の任務ですなあロシーはん」
ロシ「俺がいうのもなんだが…すまない、A」
「ふふっ……怒ってるわけじゃないしこれくらい大丈夫」
働かざる者食うべからずって言うしね、と笑えばロシナンテも遠慮気味に微笑み返してくれる
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事の発端は数十分前、食堂でじいちゃんづてに伝えられた大規模任務への参加要請
一度センゴクの部屋へ行けと、言われるがまま私たちはセンゴクさんの部屋へ行った
部屋に入ると、まず視界に入ったのは申し訳なさそうなセンゴクさんの顔
センゴク「すまないが、上からの指示でな」
チラリと視線を動かすとセンゴクさんの机の上に私の診断書が置いてあったから、私の背中の傷の縫合の事はもう知られてるのだろう
多分、この申し訳なさそうな表情もそれ故だ
「曲がりなりにも海兵ですからね、私も」
怪我してようが仕事はしないといけない
ロシ「世界政府は…Aの怪我の事は」
センゴク「伝えたが聞く耳なしだ」
「大丈夫ですって。今回はやむなし、しょうがなしです」
それよりはやく本題を、と促すとセンゴクさんは順を追って説明してくれる
商船や輸送船、貴族を狙った海賊らの狙いは、莫大な身代金や積み荷の金銀財宝
このまま放っておくと、天竜人への貢物の輸送船にすら手をだしかねない
過去にも例があったこの件は、同じやり方で対処できる
そう…世界政府は判断を下した
センゴク「
よって、用意する船は2隻……海軍内でも腕の立つ者を集めた少数精鋭で決行する」
そう言って、センゴクさんから手渡された書類には囮役にしっかり私の名前が書かれていた
王族だろうがなんだろうが、海兵である以上……使うか使わないかは上の決める事
私の意思は関係ないということだ
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「さあて……とりあえず任務の書類に目を通しておこうや」
2人並んでソファに腰掛け、ページをめくって1行目
私もロシナンテも目を見開く
どうやら任務は明日かららしい
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かえ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！！本当、大好きな作品です♪続き、楽しみにしてます！！これからも頑張ってください♪ (2019年2月13日 19時) (
レス) id: 5a5942a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年12月17日 20時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎@そらにゃ〜 - 御帰りです！学生だとやっぱし、色々大変だもの(￣◇￣;)課題が沢山あったり………大変だぁε-(´∀｀; )今考えると。まぁ、夏さん、（夏さんとよばせて頂きます。）自分のペースで、更新して下さい(・ω・)ノあくまで夏さんの本業は、大学生ですもの優先して下さい^o^ (2018年10月2日 21時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
夏至(プロフ) - 晋陽さん» ありがとうございます…！自信なくしてた時期でしたのですごく励まされました。またこれから頑張ってまいりますのでよろしくお願いします！ (2018年8月4日 21時) (レス) id: 1d1b3b23c8 (このIDを非表示/違反報告)
夏至(プロフ) - お姫さん» 拙い作品ですが、そう言っていただけて嬉しい限りで……本当にありがとうございます！同じ大学生……！課題とか大変ですよね……。はい！お互い頑張りましょう！ゆっくりですがまた更新頑張っていこうと思いますのでよろしくお願いします！ (2018年8月4日 21時) (レス) id: 1d1b3b23c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏至 | 作成日時：2018年5月31日 21時
