150-1 あなたに朗報 ページ4
「たでーまぁー、よいせっ……と」
残念ながら両腕が塞がってるもんでねぇ、行儀は悪いけど扉は足で開けさせてもらいました
ロシ「おー、おかえ……」
「いやぁ、流石の私も海岸から人抱えて運ぶのは疲れたわ。結構遠いし……私も歳かな」
部屋の中に用意されてるソファにナガツキちゃんを下ろし背伸びすると、背中がチクリと痛んだ
あー、そうだ……昨日背中縫ったばっかだった
ロシ「海から…って、あの2、3キロ離れた海岸からか！？」
大きな声とともに後ろからガタッと音がする
おおかたロシナンテが椅子から立ち上がった音だろう
「しーっ、ナガツキちゃん起きちゃうでしょ。にしても2、3キロもあったのか……結構距離あったのね」
歩いてる時は自覚なかったけど、時間経過からするとそのくらいか
そりゃ疲れるわ
壁にかかっている時計を見ると、針は1時を指していた
昼時、さっきまではそうでもなかったのに、そうだと分かれば言いようもない空腹感が襲ってくる
ロシ「お前…自分が怪我人だって理解してないだろ」
「こっちは普段から海賊やって動いてたし、これくらい平気。あ、それとも何……心配してくれちゃってる感じ？」
そう言うと、ロシナンテは何を今更…みたいな顔しながらため息を吐く
ロシ「当たり前だろ」
昔なら適当なこと言ってるなーとか、思って……全然1ミリも信じられなかった言葉
ただ8年もそんな言葉をかけ続けられれば、もう疑うのも馬鹿らしくなってくるもので
「そう…………ねえロシー、昼もう食べた？」
そう当たり前だって肯定されちゃうと若干照れる
ロシ「そういえば腹減ったな。もうこんな時間か」
「お暇でしたら一緒にお食事でも？」
ロシ「デートのお誘いか？」
あぁそうだ……巫山戯て言ったら巫山戯て返されるんだった
最近、こういった冗談にロシナンテ照れなくなったのホント悔しい
「ばか。でも……そっか、デート。
ナガツキちゃんには悪いけど、久しぶりだし2人で食べよっか」
ロシ「嬉しい誘いだな。っし……仕事は一旦休憩するか」
ナガツキちゃんが起きた時用に置き手紙を残し、私はロシナンテと食堂へ向かう
「………あ」
そういえばロシナンテに伝えてないことがあった
食堂へ向かう途中、それを思い出した私はロシナンテの方をを向いて口を開く
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かえ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！！本当、大好きな作品です♪続き、楽しみにしてます！！これからも頑張ってください♪ (2019年2月13日 19時) (
レス) id: 5a5942a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年12月17日 20時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎@そらにゃ〜 - 御帰りです！学生だとやっぱし、色々大変だもの(￣◇￣;)課題が沢山あったり………大変だぁε-(´∀｀; )今考えると。まぁ、夏さん、（夏さんとよばせて頂きます。）自分のペースで、更新して下さい(・ω・)ノあくまで夏さんの本業は、大学生ですもの優先して下さい^o^ (2018年10月2日 21時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
夏至(プロフ) - 晋陽さん» ありがとうございます…！自信なくしてた時期でしたのですごく励まされました。またこれから頑張ってまいりますのでよろしくお願いします！ (2018年8月4日 21時) (レス) id: 1d1b3b23c8 (このIDを非表示/違反報告)
夏至(プロフ) - お姫さん» 拙い作品ですが、そう言っていただけて嬉しい限りで……本当にありがとうございます！同じ大学生……！課題とか大変ですよね……。はい！お互い頑張りましょう！ゆっくりですがまた更新頑張っていこうと思いますのでよろしくお願いします！ (2018年8月4日 21時) (レス) id: 1d1b3b23c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏至 | 作成日時：2018年5月31日 21時
