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慧「やっほー大ちゃん。久しぶりー。」
大貴「久しぶりじゃないわ!
さっきまで一緒にいたでしょ。」
.
慧「えー、そうだっけ?」
大貴「伊野ちゃん、テキトーもほどほどにして…」
.
適当な伊野尾先輩に翻弄されて
大声を上げる大貴。
夏祭りのときと同じ、楽しそうな大貴の顔。
この二人はとても仲が良いんだと分かる。
.
慧「てかさ、この可愛い子、大ちゃんの彼女でしょ?」
大貴「はぁ?」
.
伊野尾先輩の言葉に左胸がドキリとする。
全身が熱くなる。
違う!って言いたいけど、言えなくて…
.
ほら、と先輩に肩を押されて
よろめきながら大貴の目の前に立たされた。
.
大貴「A?え?何でここに…」
慧「へぇ。この子Aちゃんっていうんだ。」
.
ジロジロと先輩に見られてオロオロしてしまう。
どうして私、こんなに見られて…
.
慧「でもこの子、違うって言ってるし…
Aちゃん。よかったらこれから俺とデートでも…」
大貴「ダーメ。」
.
大貴に手を掴まれてグイッと引き寄せられ、
後頭部がトンっと大貴の胸板に当たる。
その様子を口をあんぐりと開けて見る先輩。
.
う、わ……
びっくりした…
.
大貴「Aは俺の大事な人だから
伊野ちゃんは手出したらダメ。」
慧「え、そなの?」
.
大貴「そうなの!行くぞA。
伊野ちゃん、また明日。」
.
伊野尾先輩を放置してスタスタと歩く大貴。
私は引かれるまま大貴の後を追った。
.
慧「へぇ。大ちゃんってあんな奴だったんだ。」
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まりも(プロフ) - 菜子さん» 読んでくださり、ありがとうございます。このお話が菜子さんの心に残ったようで…そう言ってくださってとても嬉しいです。伊野ちゃんメイン残ってお話、、検討しておきます 笑これからもどうぞよろしくお願いします。 (2019年1月19日 20時) (レス) id: aaad2f0c31 (このIDを非表示/違反報告)
菜子(プロフ) - まりもさんの作品をはじめて読ませて頂きました。読んでいて本当に心が温まるし、作品を作ったことのない私はいつか、まりもさんのように読んでいて気持ちが和むような作品を作りたいと思えました。これからも楽しみにしています!!伊野尾くんメインの作品お願いします (2019年1月13日 19時) (レス) id: f717513e5e (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - きんぐとるさん» ありがとうございます(o^^o)声が出ないという設定はどう書けばいいかとずっと考えていたので嬉しいです!ありがとうございます!笑いつ再開するかまだ分かっていませんが、書くときはまたお付き合いください。 (2018年6月17日 20時) (レス) id: 0257840ab5 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - ひー☆さん» ありがとうございます!書き始めたときから読んでくださっていて光栄です!ありちね担のひー☆さんに満足して頂けて良かったです!ありちねメインのお話、是非検討させていただきます!こちらこそご愛読ありがとうございました! (2018年6月17日 20時) (レス) id: 0257840ab5 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - かよさん» 初めまして!コメントありがとうございます(//∇//)最後まで楽しく読んでもらえてホッとしています笑いつ再開するかまだ分かっていませんが、再開したらまたいらっしゃってください(^^) こちらこそご愛読ありがとうございました! (2018年6月17日 20時) (レス) id: 0257840ab5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2018年4月4日 23時