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あぁ、もうダメだ
疲れた。
「勇翔ー！ほんとにお願いー！！」
「嫌だって言ってるよね？帰れ」
「勇翔ぃぃぃぃぃぃぃ」
「あぁぁぁ！！もう！！俊介くん呼ぶから！そこに泊めてもらえばいいでしょ！！ノーアイ！仲良し！それでOK！はい！！」
「俊さん家には昨日いったー！！今日は勇翔がいいのー！！」
「じゃあ、勝くん呼ぶ。キングオブコントも一緒に出たでしょ。仲良しだね。うん」
「この前、喧嘩した！やだ！」
「仲直りついでに泊まってくれば。」
「やだやだやだやだやだやだやだやだやだー！」
子供か。なんてツッコミを入れながら、勝くんにLINEを送る。
なんて迷惑な27歳。あ、まだ26だっけ
タムがめんどくさい奴ってのは、かなり前からわかりきってたけど、ここまでだとは思わなかった
「勇翔のバカ……」
本物のバカには言われたくない。
てか、泊めなかっただけでバカ呼ばわりされるのは気に入らないな。
「あのさ、何言っても泊めないからね？」
「じゃあ、ぎゅーってしてあげるから泊めて」
「断る。帰れ」
なんでそうなるの？
言葉でダメなら体でって……バカだ……
「じゃあ！キスでどーだ！！」
「ぜっっっっっっっっっったいやだ。帰れ」
「もう！キス10回！！」
「やだ、唇腐りそう。気持ち悪い。帰れ」
「勇翔、おねがいー！！！」
勝くん、早く既読つけてよ。
もう、いっそのこと警察呼んだほうがいいレベル？
もう、迷惑にもほどがあるよね。
「勇翔お願i」
「絶対やだ。」
ほんと、誰か助けて
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作者名：あお | 作成日時：2017年7月19日 14時
