つっちーの妹は被害妄想系女子。 (ページ47)

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緑「Aっ！貴方って子は！もうっ！！」

翌日、イベントの準備中に雅斗くんが涙目で駆け寄ってきた
そのキャラいったい何なの………？笑

『まっ、雅斗くん…おはよ…』

ブログで雅斗くんへの思いはないと書いてしまったが為に、それを悪い意味で捉えられたのではないかと不安がつのる
もしかして、嫌いってことだと勘違いされてたり…
あぁ、もう！！語彙力無いならブログなんて書いちゃダメじゃない…

でも、私がいくら嫌われようと
雅斗くんに迷惑がかからないならそれで…

緑「Aのこと、この吉原が責任をもって守らせていただきやしょうっ！！」

『は、はい………？』

訳がわからなかった
このキャラも意味わからないけど、守るってどういうことなの……？

『わ、私のこと…嫌いになったんじゃないんですか……？』

緑「はぁ？なんで嫌いになんの。マネージャーから聞いたから。Aが俺に迷惑かからんようにあんなブログを書いてくれたって」

『マネージャーさんが……』

緑「だーかーらー、今度は吉原がAを守りたいって思った所存であります」

だから何キャラなの………

緑「なんかあったら何でも言ってな？アンチが来たとか、なんか悪口言われたとか、お腹すいたとかでも！」

『ほ、ほんとにいい……の……？』

緑「もちろん！吉原さんにお任せなさい！！」

ポンっと胸を叩く雅斗くんは、いつもより凛々しく見える

じゃーね、と笑って他のメンバーの元へ走っていってしまう彼

やっぱり、私が加入したのはあれだけの理由じゃない………

"吉原雅斗"

彼の近くで……一緒に輝きたかったから………

そんなこと、誰にも言えないよね…

金「A、円陣組むぞー」

『あ、はいっ！』

今は何も言わずに、あなたの隣にいたいんです

雅斗くんの、BOYSANDMENの仲間として……