トリップできたので未来を変えます。4【ONE PIECE】 (ページ38)

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84 だから新聞記事は(以下略小ページ38

「えっと……じゃあ、また来ます」

カナリヤ『今度はディナーでも食べに来たいね』

サクラ「…じゃ」

サンジ「は、はい！また…是非」

うん…なんともいえない雰囲気のままのお見送り
結局、知りたかった事を知れたのは良かった

でも結局船沈めちゃったし……敵といえど船に乗ってた人たちの安否が心配だし

とか言ってる間にいつの間にか景色は変わって実家(宮殿)の私の部屋

カナリヤ『今日は色々あったからワタシはもう休むよ……夕飯は2人で食べてくれ』

「お、おー……分かった」

部屋から出てく兄の後ろ姿はどことなく疲れてるように見えて、こちらもこちらで心配

「サクラも、今日はもう自分の部屋行く？」

サクラ「ん、じゃ……おやすみ」

「お、おぉ……おやすみ」

サクラも部屋を出て行き、室内には私1人

なんだか………変な感じだ
そわそわと落ち着かないような、なんでだろう

「もう夕飯はいっか……寝よ」

服も着替えずベッドに倒れこんで、私はそのまま目を閉じた

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翌朝

カナリヤ『A………A、起きて』

「ん……うっせえ、寝させろ……」

体を揺さぶれる感覚にどんどん眉間にシワがよる
ほんと勘弁してくれ……低血圧なんだよ私

カナリヤ『はあ…分かった、じゃあそのまま寝ててくれて構わないから、聞いてね

今朝、とある1通の手紙が伝書バットで届いたんだけど送り主は海軍、海軍本部の……名前はセンゴクさん、であってるかな』

「………なんて」

頭が一気に覚醒してきた、今この人なんて言った
センゴクさん？海軍本部から手紙？？？

カナリヤ『お聞きしたいことがありますので本部まで赴いて下されば幸いです、だってさ』

ゆっくりと体を起こして、頭を抱える

「だってさじゃねえよ、今度何したんだよ」

カナリヤ『あはは、多分これかも』

「何、今度は新聞？どの記事…………海賊船轟沈」

渡された新聞によると、どうやら昨日の海賊船は海軍がもともと目をつけていた海賊

それが突然、沈んだのだから
まあ、海軍にとっちゃ大助かりだったんだろうけど……

「海軍が回収した残党の証言……オレンジの髪、のおと………こ……なんであの距離で見えんだよ！バケモンか！！！」

カナリヤ『で、どうする？』

「どうするって……」
聞かなくても本当は分かってるけどさ

カナリヤ『予定より随分早いけど、行くかい？海軍本部』

「…………行くけどさ」