2-1 非現実的な話で私の脳は現実逃避 ページ7
「サクラ…サクラ〜」
サクラの身体がはっきりみえるようになり、とりあえずゆすって起こす
サクラ「……ん」
目を開けゆっくり体を起こすサクラ
「おはよう、サクラ」
優しい声で笑いかけながらいうと、サクラもゆったりとした口調でおはようと返してくれる
とりあえず先ほど(自称)神様と話した内容をあらかた説明する
サクラも最初は少し困惑していたが、この真っ白い絶対病院ではないであろう空間や
私の後ろにいる派手な格好と髪色の美形を見て納得してくれたようだ
神様？『それじゃあ話そう、まず何故こうなったか』
白い何もない空間に2人のゴクリと唾を飲む音だけが響く
ずっと気になっていた、一体神様？が何故こんなことをしてまで私たちを呼び出したのか
私たちにしかできないことがあるとか、それとも私たちに本当は何か特別な力があるとか…
色々な考えがめぐる中、神様？が口を開く
神様？『君たち、鳥かごを開けただろ？』
鳥かごは確かに拾った、そして開けようとした、そこまでは思い出せた
でも………私は開いたところを見てはいない
神様？『開いたんだよ、そして君たちはこちらにきてしまった』
A・サクラ「え / …？」
神様？の真剣な雰囲気に押され緊張が高まる
神様？『でも、かごを開けてくれたのは感謝してる。
ワタシ1人では開けることはできなかったからね…
だけど、そこで一つハプニングが起きてしまった』
「ハ、ハプニングって？」
多分、今いつも通りの笑顔のはずなんだけど目が笑ってないと思う
横でサクラも眉間にしわを寄せている
神様？『かごを開けた際にかごから溢れたエネルギーにあてられ、
君たちの身体と精神が分離したんだ』
…
……
んん〜〜〜？？？
やっばい、超次元な話すぎてついていけなくなりそうだ
神様？『精神がどこかにいってしまわないよう、ワタシがかごの中に君たちの中身…つまり精神を呼んだんだ』
サクラ「…戻れるんでしょうか」
「サクラ…」
サクラから知らない人に話しかけるのは珍しい
少しピリピリしてた雰囲気が和らいだ気がした
サクラの質問に神様？はうつむく
神様？『残念ながら』
「そんな…」
神様？『まだわからない』
……
…………まだ？
「…まだわからないってことは、可能性はあるんですか？」
神様？『あぁ…きっと！』
確かではないけど、一筋の希望が見えた気がする
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夏至(プロフ) - れんすけさん» そんな言われちゃうと作者、天狗になっちゃうので言っちゃダメっすよw絵はまだマシとして…文がw文の方ももうちょっとうまく書けるようになりたいです……(; ´∀｀) (2018年1月16日 19時) (
レス) id: 1d1b3b23c8 (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - あと画力分けて欲しいですww (2018年1月15日 22時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
夏至(プロフ) - れんすけさん» ありがとうございます！最近見直したらイラストいれてないのに気づいてめっちゃ急いでいれましたwwそういっていただけて嬉しいです！(*´∀｀*) (2018年1月15日 21時) (レス) id: 1d1b3b23c8 (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - 絵がめっちゃいい感じです！想像しやすくなったのでやっぱ絵があったほうがいいですね(*´ω｀*) (2018年1月15日 15時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏至 | 作成日時：2017年11月19日 18時
