23-1 突然のアレとの別れ ページ49
着々と宴の準備が進む中、私は甲板の手すりに座りぼーっと皆を見ながら待っていた
「主役は黙って待ってろつってもなー…」
特に喋れるような仲のいい人もまだいないし、マルコも準備にかりだされてるし
かといってオヤジの部屋に行くのも違う気がする…
何にもすることがない私は、今度は海の方を見る
「…はぁ、ひーまだなー…………？…あれは…」
ずっと海を見ていると、少し離れたところに船が3隻いるのに気づく
さらに目を凝らしてみれば海賊旗が掲げられているではないか
宴の準備で誰も気づいてないのか？でも敵船かわかんないし…
1分ほど待ってもう一度船を見ると、やっぱり近づいてきてる気がする
「…一応。連絡するに越したことはないよね…」
手すりを降り、せわしなく動いている男たちの間をぬってマルコを探す
「マルコー、マルコォー！あ、マルコ！」
マルコ「A、どうしたんだよい」
先ほどみた3隻の船について伝える
マルコ「はあ…こんな時に。悪いがA、宴始めんのもう少し先になりそうだよい」
そう言って甲板にいる男たちに指示を出し始めるマルコ、隊長らしさ溢れるその姿は少し格好良かった
マルコ「敵船が近づいている！1番隊と12番隊、あと16番隊の3隊で応戦しろい。俺もオヤジに伝えたらすぐ参戦するよい」
言い終わると同時に、皆、戦いの準備をはじめる
「マルコ」
隣にいたマルコの腕を掴み、オヤジの部屋に行く前に引き止める
マルコ「なんだ」
「俺にも戦わせてくれない？」
マルコ「俺にもって…お前、やれんのかい？」
「どんくらい戦えるか、自分でもわかんないけど。
どのくらい俺がやれるか、知っといて損はないんじゃない？」
と、にっこり笑う
ぶっちゃけここで自分がどんくらいやれるのか試してみたかったってのは本当だけど、1番の理由は暇だったから。でもこんな理由じゃまた主役は休んどけとか言われそうで…
マルコ「…無茶はするなよい」
「！サンキューマルコ！それじゃあ、いっちょ行ってくるな！！」
許可も出たのでさっそく甲板におりて船との距離が縮まるのを待つ
イゾウ「なんだ、お前も戦うのか？」
気づくと横にイゾウがいた、あ…横顔めっちゃ綺麗
「おう！マルコにはちゃんと許可ももらってるぞ！」
イゾウ「フッそうか、それじゃあお手並み拝見といこうか」
船との距離が縮まり、相手の海賊たちの声も聞こえてくる
「さーて…」
「初交戦は、いかがなもんかな」
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夏至(プロフ) - れんすけさん» そんな言われちゃうと作者、天狗になっちゃうので言っちゃダメっすよw絵はまだマシとして…文がw文の方ももうちょっとうまく書けるようになりたいです……(; ´∀｀) (2018年1月16日 19時) (
レス) id: 1d1b3b23c8 (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - あと画力分けて欲しいですww (2018年1月15日 22時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
夏至(プロフ) - れんすけさん» ありがとうございます！最近見直したらイラストいれてないのに気づいてめっちゃ急いでいれましたwwそういっていただけて嬉しいです！(*´∀｀*) (2018年1月15日 21時) (レス) id: 1d1b3b23c8 (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - 絵がめっちゃいい感じです！想像しやすくなったのでやっぱ絵があったほうがいいですね(*´ω｀*) (2018年1月15日 15時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏至 | 作成日時：2017年11月19日 18時
