116. シスコンvs彼氏 ページ21
万里｢突然ですが、至さんがAにふさわしいかテストします！｣
至｢…えっ、と…何？急に｣
A｢さ、さぁ…｣
帰ってくるなり何を思ったのか、万里は至さんの部屋に乗り込んだ。
やっていたゲームを強制終了して睨みつける。
万里｢至さんの気持ちは信じてっけど、アンタの人間性、生活能力に関しては全く信用してねぇ｣
至｢突然のディスり入った｣
万里｢つーわけで、オレと勝負してください。至さんがホントにAを幸せに出来るか見極めてやる！｣
至｢オカンか｣
万里｢公平を期すため、審査員として祐也さんに来てもらいました｣
万里がチョイチョイと手招きすると、少しニヤついた顔の祐也にぃが顔を出した。
A｢い、いつの間に？！てゆうか、ここ寮…！｣
祐也｢監督にはちゃんと許可もらったよ。悪い、何か面白うそうだから来ちまった｣
至｢祐也まで…悪ノリが過ぎる｣
ため息と共に頭を抱える至さん。
(祐也にぃまで呼ぶってことは、結構マジなやつなのかな)
んー…と頭を捻ってみるけど 万里の考えは分からない。
至｢で、結局勝負って何するの｣
万里｢Aと付き合うからにはオレよりすげぇヤツじゃねぇと認めたくないからな。思いつく限り、全部やってもらうんで｣
至｢例えば？｣
万里｢まぁ定番の掃除、料理、頭脳、身体能力とか？｣
至｢それ完全にお前チートじゃん、人生スーパーウルトライージーモード｣
祐也｢…お前勝ち目無さそうだな｣
万里｢やってみないと分かんねぇだろ。Aのこと貰うつもりなら この挑戦受けてください｣
至｢…分かった｣
重い腰をあげて万里と対峙する至さん。
至｢絶対勝つ｣
万里｢望むところだ｣
バチッと火花を散らす2人と、それを見て若干呆れ顔の祐也にぃ。
(…どうなるんだろ、コレ)
ーーー次回、第一次スパダリ合戦開幕！！
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時雨 - 読ませてもらいました！万里君のシスコンが可愛すぎる！こんなに愛されてみたいですね。たるちは安定の可愛さで、裕也さんはthe大人の男の人感がかっこいい！ (2020年4月4日 13時) (
レス) id: 965ecb5c1a (このIDを非表示/違反報告)
うりうり(プロフ) - 罰ゲームなんなんですかああああああああ！！！！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: 11d35ae2ce (このIDを非表示/違反報告)
クリア - すごい面白かったです。更新頑張ってください！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 0c79b731d4 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2017年12月17日 8時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
Mina(プロフ) - じゅんたんさん» そんな嬉しいこと言ってもらえるなんて…嬉しすぎます(T ^ T)いつも読んでくださってありがとうございます！駄作ですが、これからも読んでいただけると嬉しいです(^^)更新頑張ります！ (2017年11月6日 9時) (レス) id: da5037e298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mina | 作成日時：2017年11月5日 9時
