98. 本心は�� ページ3
祐也｢じゃ、オレは上がる。お先に｣
至｢……｣
ーーこのコミュ障め。
(返事くらいしろよ、子供か)
…まぁ、この間のこと根に持ってんだろうけど。
(…オレも、覚悟決めて動くか)
ピンポーン…と呼び鈴を鳴らすと、中からパタパタと走る音がして、ドアが開いた。
祐也｢よう。遅くに悪いな｣
A｢ううん、大丈夫。上がる？｣
祐也｢ああ｣
…初めて入ったAの家は、女の子らしいけど、それでいてシンプルな家で、Aらしいと思った。
A｢ごめんね、ちょっと散らかってるけど…｣
祐也｢全然。オレの家に比べたら片付いてる。ほら、コレやる｣
A｢あ、ありがとう！｣
手土産代わりのシュークリームを渡すとパッと顔を輝かせる。
(相変わらず甘いモン好きだな、コイツ)
……今のうちに、繋いでおくか。
リビングに案内され、ソファに腰を下ろすと、Aも隣にちょこんと座った。
A｢でも、どうしたの？急に家に来たいって…｣
祐也｢まぁお前と話したかったってのもあるし、ちょっと野暮用がな｣
A｢そっか。ご飯は？もう食べた？｣
祐也｢ああ、済ませてきた｣
A｢ならよかった。んー…ウチそんなに大したもの無いんだけど…｣
辺りをキョロキョロと見渡すA。
ーーその隙に、ちらりと携帯の画面を確認した、
(……繋がったな)
祐也｢…A｣
A｢なに？…っわ！｣
ーーAを背後から抱きすくめた。
驚いて、体が強ばってるのが分かる。
A｢ゆ、祐也にぃ…？！｣
祐也｢…あのな。いくら仲が良くても、男を簡単に家に上げるなよ｣
A｢え、何で…｣
祐也｢…それ本気で言ってんのか？お前は｣
A｢だ、だって…ひゃっ？！｣
Aの首筋にちゅっ、と音を立てて唇を落とすと、ピクッと体が跳ねた。
(…可愛い)
A｢ゆ、祐也にぃ！何して…！｣
祐也｢いじめたくなった。それだけ｣
A｢っ…！ゆ、うやに…っ｣
そのまま何度も優しくキスを落としていく。
その度に体をよじって、顔を赤らめて。
(…ヤバいな、オレがもたない)
ーーこんだけ素直に反応してくれると、オレにも少し欲が出てくる。
膝に手を入れ、床に崩れたAをソファの上に抱き上げる。
横になったAに覆いかぶさり、ネクタイを解いた。
祐也｢……逃げるなよ｣
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時雨 - 読ませてもらいました！万里君のシスコンが可愛すぎる！こんなに愛されてみたいですね。たるちは安定の可愛さで、裕也さんはthe大人の男の人感がかっこいい！ (2020年4月4日 13時) (
レス) id: 965ecb5c1a (このIDを非表示/違反報告)
うりうり(プロフ) - 罰ゲームなんなんですかああああああああ！！！！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: 11d35ae2ce (このIDを非表示/違反報告)
クリア - すごい面白かったです。更新頑張ってください！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 0c79b731d4 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2017年12月17日 8時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
Mina(プロフ) - じゅんたんさん» そんな嬉しいこと言ってもらえるなんて…嬉しすぎます(T ^ T)いつも読んでくださってありがとうございます！駄作ですが、これからも読んでいただけると嬉しいです(^^)更新頑張ります！ (2017年11月6日 9時) (レス) id: da5037e298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mina | 作成日時：2017年11月5日 9時
