84. 友人 ページ31
至さんが運転して、助手席に金城さん、後部座席に私が座る。
祐也「なぁ」
A「は、はい！」
ミラー越しに金城さんと目が合って声をかけられる。
祐也「アンタのこと、Aって呼んでいいか？…その方が、仲いい感じするだろ」
A「あ、はい！」
祐也「オレも、金城さんじゃなくて…祐也でいいから」
A「えっと…じゃあ、祐也さんで」
祐也「ん。上出来」
フッと笑みをこぼす。
改めて顔を見て、思う。
(祐也さん…うん、イケメンだ…)
至「祐也、ナンパ禁止」
祐也「してねぇよ」
至「そういえば、祐也ってオレのこと名前で呼んだことないよね？」
祐也「そういえば、無いな」
至「いつもお前呼びだったからね(笑)」
祐也「なら、今度から名前で呼んでやるよ」
至「おけ。期待してる」
…こうして後ろから見ると、すごい。
至さんはキレイで整った顔立ちをしていて、祐也さんは少し鋭い目をしているけれど、男の人って感じでカッコいい。
(何で私の周りってこんなに顔面偏差値高い人ばっかりなの…)
祐也「…てか、実在したんだな。彼女」
至「何で？」
祐也「お前の性格は知ってるからな。恋愛なんて出来ねぇだろうなって思ってたし」
至「はは、それを変えてくれたのがAだから」
A「私は何も…」
祐也「コイツに飽きたら、いつでも俺んトコ来ていいからな？」
至「祐也、降ろしていい？」
祐也「冗談だよ。ホントお前、この子のことになると涼しい顔してらんねぇよな」
至「そりゃあね。誰にも渡したくないし」
…至さんがサラリとそんなことを言うから、心臓に悪い。
至「で、Aを見た感想は？」
A「え？！」
祐也「あのな…本人いる前で聞くか？普通」
至「いいじゃん。はよはよ」
いまいち納得のいかない様な顔で、ちらりと私を見る。
祐也「…可愛いよ。予想以上に」
至「でしょ？」
A「っ〜！至さんのバカ！」
顔から火が出そう。
初対面の人にそんなこと聞かないでほしい…！！
祐也「ったく…自慢したいだけだろ」
至「バレた？」
祐也「あんまり彼女を困らせるなよ」
至「りょ」
祐也「とりあえず、腹減ったな。まだ着かないのか？」
至「もうすぐ。ほら、アレ」
…こうして、何だかんだで、レストランに着いてしまった。
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Mina(プロフ) - 姫林檎さん» ひめりんごさん！嬉しいお言葉ありがとうございます！( .. ) 亀更新ですみません…(泣) これからもがんばります(^^♪ (2017年10月28日 9時) (
レス) id: da5037e298 (このIDを非表示/違反報告)
姫林檎 - Mina様初めましてひめりんごと申します。毎度毎度更新させれるのを楽しみにしていますヾ(●´∇｀●)これからも頑張ってください！ (2017年10月28日 1時) (レス) id: 30815a9d4d (このIDを非表示/違反報告)
Mina(プロフ) - pineさん» すみません！外しておきますね。ご指摘ありがとうございます！ (2017年9月7日 17時) (レス) id: da5037e298 (このIDを非表示/違反報告)
pine(プロフ) - オリフラ外してくださいね (2017年9月7日 6時) (レス) id: 3bc5a1844b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mina | 作成日時：2017年9月7日 1時
