# G と J K

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夏恋side．



いやーさっきから病室の外がうるさくてしゃーない

『なあ、外うるさいよな』

A 「うん。まじうるさい」

『止めに行ってくるわ』

A 「私もいく！」

『あんたは寝てなさい。病人やろ』

A 「ちぇー。早くしてね」

『はいよ』



？ 「てめえ好きな女傷つけといて…Aちゃ…」


え？今なんて


？ 「俺………入学……あいつのこと……すき……」


いや、まって。佐野と白濱の声だよね。これ


やばいやばいAに聞こえちゃう


あのふたりのことは流石に止められないし


ええっとー、あ！そうだ！


『A〜あのさ、ちょっと外止められそうにないんだあ』


A 「え？なんでなんで」

『うん、ちょっとねー。んでさ、音楽聴くと早く怪我とか治るらしいから音楽聞こうよ！(大嘘)』


A 「え？うんいいよ笑」

『あ、イヤホンとかは流石にないだろうからうちの貸してあげる。はい。色々入ってるからなんでも聞いてね』


A 「ありがと！」


ふう。よきよき。一安心


って、音楽聞きながら寝てるやん笑


『寝るの早すぎ笑』


よっぽど疲れてたんかな



よし。あのふたりの喧嘩も落ち着いたみたいやし事情聴取や

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