彼女(紅野) ページ11
彼女 (紅野)
紅野side
1週間に1回、学校帰りはAちゃんと帰るというか会に行っている。まぁ、僕が千葉まで行ってるだけだけど。だって、会いたすぎるもん。でも厄介なことに、彼女が通っているのは軟葉高校。三橋と伊藤がいるんだよなぁ〜。
Aちゃんとどうやって出会ったんだって？
その話はまた後日ね？
『ねぇ、ねぇ、Aちゃん。』
｢はい？白原くんどうしたんですか？｣
これが僕の彼女のAちゃん。ほんと可愛いんだよねぇ。敬語じゃなくていいよ？って言ってるんだけどねぇ、年下だから…って。まっ、そういうところも可愛いんだけどねぇ〜。
『あのさ、紅野でいる時の俺、嫌だとか思ったことない？』
｢ないですよ、思ったこと。だって紅野さんは紅野さんですから…。猫かぶってる方が辛くないですか？｣
確かにねぇ…、猫かぶってるときはほんとストレス溜まりまくりでめちゃくちゃレジャーしてたもんなぁ…。
『ははっ、そっか。Aちゃんだけだよほんとの自分になれるの。』
微笑みながら"紅野さんも白原さんもどっちも好きですよ"って言ってくれた。
うん、Aちゃんはいい子すぎるよ。てか天使、このふわふわな雰囲気…ほんと癒しだよねぇ。
『Aちゃん、ほんと大好き。』
ついつい心の声が漏れてしまった。
｢…えっと…あ…私も…です。｣
照れながら言うAちゃん。はぁ…、東京に連れていきたい。
すると聞き覚えのある声がした
？｢あっ、あいつ…。またAちゃんと居てやがる。｣
三橋の野郎だ。なんで来るかなぁ…。はぁ。
三橋｢ねぇ、なんでこんな奴と付き合ってんの？俺の方がさ、いい男じゃん？｣
｢ふふっ、三橋さんもとても素敵な方ですけど…、白原さんがいいんです。｣
嬉しいこと言ってくれるねぇ…。三橋、ざまあみろ。
三橋｢ふぅん、でもなんかあったら言えよ？こいつボッコボコにするから。｣
｢ふふっ、ありがとうございます。｣
三橋、覚えとけよ。睨みつけながらその場を去った。見せつけるようにAちゃんと手をつなぎながら帰った。
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さぁー - きゅんきゅんして心が痛いです〜。最高です！ (2019年12月3日 20時) (
レス) id: 9d03826102 (このIDを非表示/違反報告)
さぁー - きゅんきゅんして心が痛いです〜。最高です！ (2019年12月3日 20時) (レス) id: 9d03826102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜摘 | 作成日時：2019年10月6日 22時
