空から息子が降ってきた！？【時透無一郎】

パパうえ 29 ページ31

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無一郎side








2人が寝静まった後の夜。

僕は1人でずっと考えていた。









_初めて会ったはずなのに、なんだろうこの気持ち。









初めての感情だった。









＊









_______「お世話する気なんてないから。」__

___本心だった。子供の面倒を見る気もなかった。






なのに________









______『ぷっ、あはははは！！！！！！！』




________『だって霞柱様･･･ふふっ、馬になって･･･いひっ』




_______『んっ......』



_______ 『････････････えぇっ！？！？/////』









___『もうっ！！！霞柱様のバカ！！！アホ！！///』









____彼女の言動、仕草が頭から離れなくなった。




_ふと、 ”あの” 言葉が頭に過ぎる________









______無一郎の "無" は無限の "無" なんだ_____。









誰が言った言葉なのか、僕はまだ思い出せない。





でも____________









時透「……なんでだろう」ﾎﾞｿｯ









初めてあったばかりの君に こんなにも強く
惹かれるのはなぜ____？









こんなにも愛おしく感じるのは、なんだろう。









その感情の名を、僕はまだ知らない。









＊

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