海で ページ24
海風に当たってると流石に寒くなって少し身震いをした
濱田
「寒い?車にパーカーあるけど着る?」
濱ちゃんはうちが返事する前に
車に向かって走りだす笑
「まだ着るって言ってないのに…笑
でも、寒いからありがたいな」
また、車から全力ダッシュしてくるのが見える笑
濱田
「ハァ…ハァ…、ん、これ着て?」
肩で息をしながらパーカーを手渡してくれる
「うん、ありがとね!」
スポッとかぶると、濱ちゃんの匂いが体を包む
「濱ちゃんのいい匂いするー!
抱っこしてもらってるみたい笑」
濱田
「っ!そんなかわいいこと言わんといて!笑」
そこで2人ともハッとして、互いに目をそらした
濱田
「今?って思うかもやけど
望から話し聞いてる…んやんな?苦笑」
「うん…笑
春がなんかごめんね?」
濱田
「いやいや!
春ちゃんにいろいろAちゃんのこと言われたんや」
「どんなこと?」
濱田
「本人に言っていいか分からんのやけど……
Aちゃんは照史とか神ちゃんみたいな
男友達が多いから、浮気するかもよ?とか
意外と泣き虫やからめんどいかもよ?とかかな」
なんか、春にそう思われてたっていうのが
すごいショック……
「そう…なんや
でも、確かに男友達友達は多いよ。
照史と神ちゃん以外に、流星とか淳太くんとか
しげとか…
でも、みんな友達。それ以上でも以下でもない」
濱田
「うん、わかってるよ
出会ってまだ時間経ってないけど、
そんな子じゃないのはわかる」
「…ありがと。」
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作者名:ココナッツ | 作成日時:2018年3月25日 23時