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旅行の話を進めながら、その日の授業が終わって、いつも通り21時過ぎに大我が報告書を書き始める。
その時、私たちの机に樹がきた。
樹「よっ、」
『あれっ、なんでいるの？』
樹「俺もう夏期講習なんだよね。見てこれ、毎日あるの 笑」
『え、私も毎日ある 笑』
樹「ハナ達と遊びに行けねえよな！」
『だよね。あ、樹、合宿行くの？』
樹「強制連行だわ」←
『やっぱそうだよね』
大我「でも合宿って言うけど、楽しい行事あるよ？」
そう言うと大我は紙を見せる。
樹「えー！お化け屋敷すんのかよ！」
『なに、怖いの？ 笑』
樹「び、びびってねえし」←
大我「あと皆でご飯も作るし、1つのコテージ借りるから夜は皆といろんな話して盛り上がれるよ」
『わー楽しみっ、』
樹「行きたくねえな、」←
そんな話をしているうちに樹は眠いらしく、先に帰るとだけ言うと、一瞬のうちにしていなくなり、大我といつも通り一緒に帰る。
天気予報では言われなかった雨が少し降っていた。
傘なんて持ってきてない。
『ねえ、今日雨降るなんて聞いてないよね？』
大我「うん、急にきたね。…これ使って？」
大我は着ていたジャケットを私にかける。
『えっ、いいの？』
大我「Aは濡れちゃだめ、」
そう言うと、早く帰ろって行って、手を引っ張ってくれる。
雨ってすごく嫌いで、ぺたぺたするし、夏の雨は汗も混じるから余計嫌いなのに。
好きな人と一緒だとそんな雨も悪くないかなって思ってしまう。
嫌いなものを好きに変えてくれるなんて、やっぱ大我は私にとって特別な人。
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なつみかん。(プロフ) - ひまわりさん» コメントありがとうございます！文章を褒めてくださるの初めてで凄く嬉しいです。もっと更新できるように頑張ります！ (2019年6月21日 0時) (
レス) id: c0f86098d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 文章が綺麗でとても好きです。更新楽しみにしています...！ (2019年6月20日 15時) (レス) id: 7242c34cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつみかん00 | 作成日時：2019年6月18日 0時
