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次の日、いよいよオープンキャンパス。






大我に事前に行くことを伝えたら、えー鉢合わせしないようにしよって言われた。






どんだけこの人は警戒心が強いんだ。←







私は大学生の大我を見たかったから少しショックだった。








朝から樹の家にいって、彼を起こしつつ、みんなと合流して、大学に着いた。







ハナ「わ〜っ、華のJDって感じだね!」




北斗「JDって何?」




『女子大生じゃない?』





樹「門でかっ」







有名な大学なだけあって、正門も広く、誰もが1度は想像する夢の大学生活をここで送りたいって思った。








みんなで、オリエンテーションを聞いてから、学部の説明が始まる。







大我は総合政策学部だった。






ハナ「Aはどこの学部に興味あんの?」






学部の説明をしてくれている最中に小声で隣にいたハナが話しかける。






『うーん文学部かな〜』







大我のいる総合政策学部も気になるけど、私は文学部に興味があった。








ハナ「あんま行きたい学部ないけど、ここ雰囲気いいから私も明成がいいな〜」







『えっ、一緒に目指そうよ!』







ハナは私に向かってにこって微笑む。







私ひとりで進学するのも嫌だし、仲のいい友達と同じ大学行けるなんて幸せ。







そんなことを考えながら、学校案内が始まった。






一通り、説明をしてくれた後に、自由に見学していいよと言ってくれて、オープンキャンパスは終わった。






北斗「やっぱ流石明成だな」





樹「俺ここで生活してるの想像出来ない」





ハナ「なんで 笑」





樹「頭の良さがついていかねえ」←






『ねー、食堂見てから帰らない?』





北斗「俺も食堂見たい」









みんなで感想を話しながら食堂に向かった。





すると、前から背の高い男子大学生が2人で歩いてきた。








………あれ、大我…?








私が、はっていう顔をすると、向こうも私に気づいて、私の目を見つめる。






……完全に気づいてる。








樹はハナ達との話に夢中で全く前を見ていなくて大我がいることに気づいてなかった。







話しかけたい気持ちをぐっと堪えて、私は下を向いたまますれ違う。







やっぱり、塾で見かけるよりも何倍もかっこよくて、そりゃモテるよなって思ってしまった。

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なつみかん。(プロフ) - ひまわりさん» コメントありがとうございます!文章を褒めてくださるの初めてで凄く嬉しいです。もっと更新できるように頑張ります! (2019年6月21日 0時) (レス) id: c0f86098d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 文章が綺麗でとても好きです。更新楽しみにしています...! (2019年6月20日 15時) (レス) id: 7242c34cf9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつみかん00 | 作成日時:2019年6月18日 0時

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