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大我が私と樹の真ん中に座る。
大我「樹、なんか分からないことあったら、なんでも聞いてね」
樹「あ、はいっ」
大我「よし、…あれ、Aまた宿題やってないの？」
『あ、忘れてた』←
大我「もう〜、ちゃんとやってきてって言ったじゃん」
テスト対策に夢中ですっかり忘れてしまった。
宿題をやりつつ、大我に英語の範囲の知識を徹底的に詰め込められて、ひたすら問題集を解く。
その繰り返しだった。
樹「いいな〜楽しそうで」
すると樹は横から声をかけてきた。
『え？楽しそう？』
大我「俺らにとってはいつも通りだけど？」
樹「いやーなんか、馬があってるな〜って 笑」
『なに、樹の先生怖いの？』
樹「いや怖くないけど、眠くなる声っていうか…」
『うわ、でた』
大我「あれ担当、誰だっけ？」
樹「山本先生です」
大我「あー、話したことないから分かんないや」←
私たちの授業をみて樹は羨ましがっていた。
キーンコーンカーンコーン
21時を知らせる鐘が鳴る。
大我「よし、明日頑張ってね」
『うんっ、ありがとう』
大我「、これ、あげるよっ」
『えー、なにこれ 笑』
そう言って彼がくれたのは、白い消しゴムの裏面に変な絵が書いてあった。
大我「ふふ、お守り 笑」
『変な絵〜っ笑』
大我からもらった消しゴムを筆箱に入れた。
樹「はー、眠い、俺帰るけど、Aどうする？まだやってく？」
『あー、どうしようかな…』
え…どうするべき？
大我と一緒に帰りたいけど、樹にバレちゃうかな…。
大我「あ、報告書なら俺今急いで書くから一緒に帰ったら？」
そう言うと大我は急いで報告書を書き始める。
あれ、あんなに俺の前で二人きりになるなって言ってたのに。
急にどうしたんだろ。
大我「はいっ報告書。じゃあ、気をつけて帰ってね？明日、頑張るんだよ！」
『う、うん…！ 』
大我が爽やかに送り出してくれて、びっくりしている。
そんなことを思いながら樹と一緒に塾に出てお家に帰る。
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なつみかん。(プロフ) - ひまわりさん» コメントありがとうございます！文章を褒めてくださるの初めてで凄く嬉しいです。もっと更新できるように頑張ります！ (2019年6月21日 0時) (
レス) id: c0f86098d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 文章が綺麗でとても好きです。更新楽しみにしています...！ (2019年6月20日 15時) (レス) id: 7242c34cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつみかん00 | 作成日時：2019年6月18日 0時
