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ハナ「でも私は完全に樹派だな〜」
『え?』
ハナ「だって、みんなにチャラ男って思われてるけど、本当は一途だと思うんだよね」
北斗「それはありそう」
『一途って、こないだ振られた女の子?』
ハナ「うーん、まあ、そんなところ?」
ハナは中学の時に、初めて樹と出会って、彼に告白したことがある。
今はもうなんとも思ってないみたいだけど、樹への観察力は人一倍だ。
北斗「あ、噂をすればきた」
樹「…俺もう世界史、終わった」
この世の終わりみたいな顔をして、へとへとになって歩いてくる樹。
『あ、カレーパン1個でよかった?』
樹「ありがとな、食べる時間ねえし、1個でいいや」
『はいっ。お釣りは110円です〜』
樹「めっちゃ減ってるー!」
『だって買っていいって言ったじゃん』
樹「言ったけどさぁ〜」
その代わり、シュークリームを半分にちぎって渡すと、彼は大喜びしてた。
北斗「お前らの関係って一番よく分かんない」
ハナ「それな」
樹・A「えっ?」
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なつみかん。(プロフ) - ひまわりさん» コメントありがとうございます!文章を褒めてくださるの初めてで凄く嬉しいです。もっと更新できるように頑張ります! (2019年6月21日 0時) (レス) id: c0f86098d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 文章が綺麗でとても好きです。更新楽しみにしています...! (2019年6月20日 15時) (レス) id: 7242c34cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつみかん00 | 作成日時:2019年6月18日 0時