○やっぱり緑でした○ (ページ2)

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49話ページ2

緑視点
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「私ね、としみつが好きなの」
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時が止まった気がした
ずっと俺が待っていた言葉
俺の一方的な想いじゃなかったんだ
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「俺が好きなのはA、お前だよ」
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「..........えっ.....？？？」
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目の前にいるAは状況を理解出来ずにいる
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「だから.....俺が好きなのはお前だって.....何回言わせれば済むんだよ.....」
「え....でも....だって、としみつ好きな人がいるんじゃ......」
「だーーー......つまりそれがお前なんだって...」
「え、え、え........じゃあ私の勘違い....？？？」
「勘違いって？？？？」
「私、としみつが好きな人がいるって言ったから、なのに私がとしみつのこと好きって伝えるなんて最低な幼馴染だなって、でもとしみつには幸せになって欲しくて.....」
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まとまりのない事をつらつらと言うA
パンクしてんなあー....
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「不安にさせて悪かった......でも、俺が好きなのは.....A、だから....」
「～～～～っ......うっ.....としみつのバカぁ.....大好きだよお～～......」
「なっ......分かったから泣くなって......あと照れっから、あんま好きとか言わんで.....」
「やだやだ、嬉しいもん、好きだもん、としみつ好きだもんっ......」
「だーー....お前ってやつは......」
「っ！！！................」
「......ちょっとは静かにしろよ....」
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泣きながら好きを連呼するAを黙らせるために唇に軽くキスをした
..........いや、正確にはキスをしたくなったのでキスをした
顔を真っ赤にして目をまん丸に見開いてこちらを見つめている
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自分の想いをやっと言えた
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これから先どんなことがあってもAの笑顔を守っていく
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