○やっぱり緑でした○ (ページ1)

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48話ページ1

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「としみつ、毎日来てくれてたんだってね...本当にありがとう」
「礼なんていらん.....まあでも記憶が戻って良かった」
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としみつは優しいから、幼馴染の私の側にいてくれたに違いない
そんなとしみつには幸せになってもらわなきゃ
でもその前に、最後のワガママだけさせてね
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「としみつ、あのね、」
「ん....？」
「私、りょうくんに告白されて、色々考えたの。このまま付き合っていいのかな、とか、私は誰が好きなんだろう、とか」
「.............」
「たしかにりょうくんのことは好きだったよ。でもそれは昔の話」
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しっかり自分の想いを伝えよう
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「.......私ね、としみつが好きなの」
「..........え.......」
「としみつに好きな人がいるって知ってるのに、こんなこと言って困らせちゃってごめんね.....。でも、私はかっこいいけど不器用で、それでいていつも私よりも3歩前を歩いて、時々後ろを振り向いえ、私を待ってくれる、そんなとしみつが好き」
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やっと言えた
自分の素直な気持ち
これで振られても踏ん切りをつけられる
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そう思っていたら、突然としみつに抱きしめられた
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「えっ............？？」
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「ったく.......おめえってやつはよお.....
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俺が好きなのはA、お前だよ」
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