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山田side
｢ムービーレターから来てたんだよ…今日俺らの学校に届いてたんだ｡｣
薮くんに白い封筒を渡される｡
" 6↓ "と書かれている封蝋が目に入った｡
急いで開けてみると中からはコロンと丸い形の薄く小さい円盤だけが入っていた｡
それと封筒の後ろに"！7 "､とだけ書かれていた｡
｢ビックリマークと…7…?｣
｢それが何か分かんねぇんだ｡｣
｢暗号とか?｣
｢多分な…｣
薮くんが言うほど分からないものなのか…と俺は思って封筒を知念に持ってもらう｡
そして薄くて小さい円盤の詳細を聞いた｡
｢このボタンを押したら動画が流れんだけど､その動画に出てきたのはボスで､資料は入手したという内容…完全にバレてるんだ｡｣
｢うそだ…｣
｢俺の父さんが今どうやって流出したのか調べてくれている｡｣
完全にバレている｡
俺らのデータは全て手に入ったということ｡
今度は大ちゃんが聞いた｡
｢でも､誰も校長とか家族にも言ってないんでしょ?じゃあどうやって流出すんの…｣
大ちゃんの言葉に俺は嫌な予感がした｡そして薮くんはもしかしたら､とゆっくり言う｡
｢もしかしたら､メンバーの誰かが内容を言ったのかもしれない…｣
光くんは勢い良く顔を上げて薮くんの方を見た｡それと同じく伊野尾ちゃんもゆっくりと顔を上げ薮くんの方を見た｡
俺は薮くんを見つめ､知念は俯き､大ちゃんは髪を掻きむしった｡
その時､この空気を崩すような軽い声が聞こえた｡
｢やまたち何やってるの?｣
｢裕翔､｣
圭人､雄也､裕翔の3人だった｡
裕翔の軽い声に俺はすぐさま裕翔を見た｡
裕翔は何が起きているか分からなそうな顔をしていた｡
｢高木たちじゃん､薮くんが呼んだの?｣
｢まぁな…話があるって呼んだんだよ｡｣
｢んで､薮くん話って?｣
雄也に言われた薮くんは数秒俯いたけどすぐに顔を上げてさっきのことを話し始めた｡
｢信じたくないけど…多分この中の誰かが言ったってこともあるかもしれないよな｡｣
雄也が薮くんの話を聞き終わり､周りを見渡す｡確かに秘密にしてて､と言われたからもしかしても本当に誰かが言ったのかもしれない｡
考えていると裕翔に名前を呼ばれた｡
｢やま､やっぱ昨日話してたやつっぽいよね｣
静かに耳打ちしてきた裕翔｡俺はまぁ確かに､と頷いた｡
｢信じたくないけど､やっぱ誰か言ったのかな…｣
｢…そうしかないのか…?｣
コソコソと小さな声で話していると､薮くんがこっちに目を向けた｡
｢裕翔､涼介､どうした?｣
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デカリュク(プロフ) - 山田｢ねぇ待って､高校生が武器持っちゃダメじゃない?｣ 薮｢まぁ､小説の中の話だから｣ 山田｢えぇ…｣ (2021年7月24日 21時) (
レス) id: 97e8ebb4a5 (このIDを非表示/違反報告)
デカリュク(プロフ) - miomiyuさん» 互いに頑張っていきましょうね…!!私もmiomiyuさんの作品見て元気貰ったりします…!!笑 (2021年6月6日 2時) (レス) id: 97e8ebb4a5 (このIDを非表示/違反報告)
デカリュク(プロフ) - miomiyuさん» これからも週に何回ぐらいの頻度かもですが､よろしくお願いします｡いきなりでもとても嬉しかったですよ｡miomiyuさんの言葉に何かから救われた気がしました｡本当にありがとうございます…!! (2021年6月6日 2時) (レス) id: 97e8ebb4a5 (このIDを非表示/違反報告)
miomiyu(プロフ) - デカリュクさん» 良かったです笑デカリュクさんの作品見て私も作品作り頑張ります！笑 (2021年6月6日 2時) (レス) id: 653723af42 (このIDを非表示/違反報告)
デカリュク(プロフ) - miomiyuさん» miomiyuさん…､ありがとうございます…｡なんかコメント見て泣きそうでした…笑 全然綺麗事じゃないですよ｡むしろ私にとっての大切なありがたい言葉です｡本当に励ましの言葉です｡沢山の褒め言葉ありがとうございます…元気出ました｡伝えたい事が伝わってきました｡ (2021年6月6日 2時) (レス) id: 97e8ebb4a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デカリュク | 作成日時：2021年4月20日 19時
