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山田side
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｢おぉ似合ってんじゃねーか｡｣
｢…本当に思ってる?｣
｢思ってるって｡｣
なんで疑うんだよ､と薮くんにチョップされる｡
だって体のサイズに本当に会ってるなんて思わないし､しかもこれ暗いピンク色だし…
あと何このもじゃもじゃ…と心の中で小さく呟くと皆揃ったのか薮くんにまた呼ばれる｡
｢じゃあ自分の武器持って俺の言う場所の範囲に行くように｡
大ちゃん､雄也はA範囲｡光､裕翔はB範囲｡圭人､山田はC範囲｡俺は…後からでいっかな｡じゃあ移動開始｡雄也､皆を連れてってやれ｡｣
はーい､と雄也が返事をした｡そして雄也に着いていくように皆が歩いていく｡
多分伊野尾ちゃんと知念は防御班だから違う部屋だろう｡
そう思い前を向いて俺は遅れながらも早歩きでついて行った｡
.
｢うぉぉ高木の地下室の範囲すげぇや…こんな広いのをお前の中では1部って言うのかよ｣
｢いや分かんない…俺も1部じゃなくね?って思ってるから｡｣
雄也に薮くんの言っていた場所に連れてきてもらうと､大ちゃんが言っていた通り大きい｡俺も勿論皆も驚いていた｡
｢じゃあ有岡くんと俺は一番奥のA範囲ね｡で光くんと裕翔は俺らの前の方のB範囲､山田と圭人は手前のC範囲だから｡｣
覚えといてね､と言う雄也に皆は分かったように頷いた｡そしてその場所の範囲に着くためにまた歩き出した｡
.
｢うわすっげ､何これ透明な箱みたいな部屋だな…｣
｢結構分厚いらしいよ､中入ろう､山ちゃん｡｣
｢分か…山ちゃん?｣
｢あ､ダメだった?裕翔がずっと呼んでたからちゃん付けたんだけど…｣
｢いやダメじゃなくて…驚いてさ｡｣
｢え?山ちゃん驚いたりするの?｣
｢失礼だな｡｣
これで串刺しにするぞ､と武器が入ってるトランクを圭人の前に突き出すと､圭人は驚いた声を出した｡
俺はそんな圭人を見てビビリなんだな､と小さく笑いながら思う｡
武器を部屋に入る前にセットする｡圭人は出来たのかもう部屋の中に入っていた｡
早いなあいつ…と思いながら部屋に入った瞬間｡
『速いね山田たち｡張り切ってんの?』
｢おわっ!?｣
｢うわぁっ!?｣
俺と圭人は同時に驚いた｡放送で流れて来たのは伊野尾ちゃんの声｡
山田たち､ということは多分俺らだけに放送しているのだろう｡
｢まぁ今から2人でやってみて､ここが悪いなーって思ったら武器と一緒にさっきの部屋来てね｡｣
じゃあ､始めていいよ､と言う伊野尾ちゃんの声に俺と圭人はお互いを睨みつけ､俺は走り出した｡
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デカリュク(プロフ) - 山田｢ねぇ待って､高校生が武器持っちゃダメじゃない?｣ 薮｢まぁ､小説の中の話だから｣ 山田｢えぇ…｣ (2021年7月24日 21時) (
レス) id: 97e8ebb4a5 (このIDを非表示/違反報告)
デカリュク(プロフ) - miomiyuさん» 互いに頑張っていきましょうね…!!私もmiomiyuさんの作品見て元気貰ったりします…!!笑 (2021年6月6日 2時) (レス) id: 97e8ebb4a5 (このIDを非表示/違反報告)
デカリュク(プロフ) - miomiyuさん» これからも週に何回ぐらいの頻度かもですが､よろしくお願いします｡いきなりでもとても嬉しかったですよ｡miomiyuさんの言葉に何かから救われた気がしました｡本当にありがとうございます…!! (2021年6月6日 2時) (レス) id: 97e8ebb4a5 (このIDを非表示/違反報告)
miomiyu(プロフ) - デカリュクさん» 良かったです笑デカリュクさんの作品見て私も作品作り頑張ります！笑 (2021年6月6日 2時) (レス) id: 653723af42 (このIDを非表示/違反報告)
デカリュク(プロフ) - miomiyuさん» miomiyuさん…､ありがとうございます…｡なんかコメント見て泣きそうでした…笑 全然綺麗事じゃないですよ｡むしろ私にとっての大切なありがたい言葉です｡本当に励ましの言葉です｡沢山の褒め言葉ありがとうございます…元気出ました｡伝えたい事が伝わってきました｡ (2021年6月6日 2時) (レス) id: 97e8ebb4a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デカリュク | 作成日時：2021年4月20日 19時
