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貴「ただいま〜東京〜」
俺たちは約4時間かけて、合宿先の東京に到着。
始発で朝早かったけど、新幹線だからか睡眠も取れた。
侑「お、赤ジャージの奴らがおるやん」
貴「音駒じゃ〜ん」
角「Aの元チームメイトか」
俺は遠くから研磨がいないか目を凝らした。
すると、黒いトサカが俺に気づいたようで手を振ってきた。
角「手振り返さないの？」
貴「え？俺に振ってるの？」
角「え？怖、どう考えてもAじゃん」
無視していると、トサカはニヤニヤしながら俺の方に近づいてきた。
黒「チョット〜A〜酷いんじゃな〜い？」
貴「うざい〜」
言葉上は仲が悪そうに見えるかもしれないが、
クロのダル絡みを遇らうまでが、いつもの流れ。
戯れていると稲荷崎の視線が痛かったのか、
クロはチームメイトの方に向き直り、
俺の腰に手を回した。
黒「ドーモ、俺のAがお世話になってマス」
俺の、をめゃくちゃ強調しながら言う。
相変わらず煽るな〜。
侑「ハァ！？Aクンはうちのチームでしょうが！！」
治「そうよ！ツム！やっておしまい！！」
尾「なんやねんその喋り方…」
宮ツインズは本当に煽りに弱いな…。
にしても、…腰の手を早く退けてほしい。
貴「ねぇ、腰、弱いの知ってるでしょ〜」
黒「あー！そうだった！ごめんごめん」
と言いつつまだ腰に手を回してる。
角「(何この見せつけられてる感じ)」
侑はまだクロに威嚇している。
北「侑、やめーや」
すると、最後にバスの中から降りてきた北さんがクロに話しかけた。
北「音駒の主将さんですか？」
今までのふざけた空気とは一変。
北さんの威圧にクロも姿勢を変えた。
黒「ハイ。そちらは稲荷崎の主将さんですかね？」
北「北です。合宿、負けませんので、よろしく」
黒「えぇ。こちらも負けません」ﾆｺ
北「ほんで、Aは今はウチのチームメイトなんで」
貴「北サン…！！」
侑「せやせや！！」
クロは降参とでも言いそうな様子で俺から手を離し、両手を上げ、
こりゃしばらくAに近づきにくくなったな〜
と言って俺から一歩離れた。
そして北さんに握手を求め、北さんはそれに応えた。
.
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貴「北さんかっこよかったな〜！クロも見習ってよ。」
黒「えぇ？俺は今もかっこいいだろーが。」
侑「A〜！置いてくで〜！」
貴「ほ〜い。…クロ、敵同士仲良くしてね♡」
黒「お、言うねぇ！
ホラ、早く行け。置いてかれるぞ。」
黒「(俺を置いてかないでくれよA)」
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京 - 続き待ってます (2021年10月12日 0時) (
レス) @page18 id: 4c7b7e98e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 夢主君のニャハハがめちゃめちゃかわよくて好きです。更新頑張ってください!! (2021年4月5日 23時) (レス) id: f130235fdf (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 前前からの読者です！どのお話も面白くて最高です、夢主君のにゃはは？って言う笑いかたすきです！更新頑張ってください！ (2020年12月31日 16時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーぐれな - 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2020年12月30日 15時) (レス) id: 9d815b55c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やましろ | 作成日時：2020年12月15日 17時
